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PSMA/PET画像 2024年12月22日

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昨日は大阪市のクリニックへPSMA/PET画像を撮りに行った。結果は次のとおり。 ↑上がTb治療をする前の画像(2024年09月29日) これが今回の画像(2024年12月21日) Tb治療をする前の画像と比較して、2回のTb治療を行ったあと、がんの集積が減っている。主治医の言葉によると、「これが今回の画像です。肋骨(と、脊髄)への集積が低下しています。画像では分かりにくいですが、骨盤の病変もSUVという集積度の値が12から5まで低下してきています」ということだそうだ。 SUV(Standard Uptake Value)とは、当該部位へのがんの集積濃度を表す指標をいう。 今やっているテルビウムTb治療の効果がそろそろ出てきているようだ。ただPSAだけが上がっているのは謎である。 この結果をベースにして、明後日(24日)に、Shingh先生らと治療方針の面談を行う。

Singh先生とのオンライン面談 2024年10月29日

「調子はいかがですか?」 「特にわるく感じるところはないです」 「採血検査結果をみても、白血球、ヘモグロビン、血小板、腎臓、肝臓の数値は悪くなく落ち着いています。PSAは36.1→36.6と横ばいで、コントロールできていると言えます。ALP、CRPは若干下がっています。このまま治療をつづけましよう」 次回もテルビウムTbと思っていたら、「アクチニウムAc治療もできるようになりました」とのことだ。 「ただ、アクチニウムをやるなら他の患者さんと同日にやりたいので、日にちの調整が必要になります」 わたしはすでに次回のフライトを予約しているので、アクチニウムになるなら予約変更が必要になるかもしれない。 「他の患者さんにもアクチニウムを希望するかどうか聞いてみます。またアクチニウムは、他の薬と比べて値段が高くなるので、見積もりをお出ししましょう」 うちの主治医の意見は、いまのところテルビウムが効いているので、次回もテルビウムにして、アクチニウムはその次検討すればすればどうかとのことだ。 ニュベクオの話は出なかった。 結局、Shingh先生が折れて、次回も予定どおり(アクチニウムでなく)テルビウムと決まった。11月19日にオーストラリアのパースで治療を受ける。

ダロルタミド(ニュベクオ) 2024年10月05日

2024年09月11日にしたSingh先生とのオンライン面談の続き: 「ホルモンに関してどんな治療をしてますか?」 「リュープリンと、デノスマブ(ランマーク)をやっています」 「テルビウム治療が終わったら、経口ホルモン剤も考えましょう。アビラテロン、エンザルタミド、ダロルタミドなど。とくにダロルタミドがおすすめです」 私がアビラテロンもエンザルタミドも効かない去勢抵抗性になっているのをご存知のはずだが、Singh先生の意図はどこにあるのか? テルビウムの治療間隔が8週間あるのでその間のつなぎとして考えているのか? そもそもダロルタミドはこんな去勢抵抗性がんに効く? いずれにしてもSingh先生のおっしゃることは絶対なので、ダロルタミド(商品名ニュベクオ)を検討することになった。薬はもちろん日本で用意し日本で服用する。ただダロルタミドは遠隔転移のある場合、ドセタキセルとの併用でなければ健康保険が適用されないので、ドセタタセルも復活させることになった。抗がん剤はできるだけ身体に負担が出ないように低容量にします、具合が悪くなったらはすぐにやめます、という主治医の方針である。

テルビウム治療_1回目 2024年09月24日

昨夜遅く飛行機でパースに着いてタクシーを乗ってホテルに入った。今朝、病院の迎えの方の運転でホテルを出てジェネシスケア本院のある建物に着いた。 ここにはPSMA治療を受ける患者さんが日本だけでなく全世界から集まってくるそうだ。私の隣で治療を受けている方はレバノンと言っていた。Shingh先生も居たし、通訳の方が経験豊富で何でも教えてくれた。 PSMA/Tb治療を受けた。テルビウムT bは新しい治療薬で、臨床実積はまだ一年しかない。効き目は、ルテチウムLuとアクチニウムAcの中間くらいとのこと。ロシアやウクライナからAcの入手が途絶えているいま、Acの代わりとして注目されている。 私のがんにはLuが効かないことがわかったので、このTbにかけるしかない。どうかPSAが下がりますように。

ルテチウムが効いてない 2024年09月09日

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PSMA/PET検査の結果 2024年05月29日撮影 2024年09月09日撮影 上のはPSMA治療前に撮ったPET画像。下は2回のLu治療後の画像。見比べてあまり代わりばえがしない。主治医によると、後の画像では、左の肩のあたりにがんの新しい集積が見られる、しかしリンパ節に巣食っていたがんは消えている、とのこと。 このように、 がんの新しい集積があるなど、 ルテチウムが効いていないようなので、オーストラリアの医師からテルビウム治療を勧められた。これはルテチウムが効かない患者さんに対する、次の治療とされている。

オーストラリアの医師との面談 2024年7月31日

Aviral Singh先生とのオンライン面談: 治療後、数日、倦怠感が出るのは普通のことです。 ホルミシス治療は続けています か? −−週1回ラドン吸入をしています。ホルモン治療は? −−リュープリンとデノスマブを受けています。了解。 1回目の治療のあと、血液検査結果を見ると、ヘモグロビンも安定しており、輸血の必要はない。腎臓の数値も良い。あなたの身体はこの治療に十分耐えられる。 PSAの上昇も抑えられている(25.1 →29.5、コントロール良好)。治療前はダブリングタイムが1ヶ月だったのが、4ヶ月に延びている(もっとも日本の主治医からは、1回目の治療が終わっても死んだがん細胞が残ってPSAを出しており、経験上、PSA値が上がることが多いと聞いている)。 次回の治療は8月8日(木)、オーストラリアのゴールドコーストで行います。Luの投与量は前回と同じ8GBqとします(これは標準の投与量より多いそうだ)。 日程に余裕を見て、8月5日(月)関空出発と決めた。航空機とホテルの予約をした。

縮小維持を図れるか? 2024年06月05日

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今日PSMA-PET/CTの検査画像を見せてもらった。 頚椎から脊椎、肋骨、骨盤(特に右側)にかけてがんが散らばっている。なんと黒いことか! しかし画像は唾液腺にもあるし、お腹のあたりの黒い大きな塊は腸管と腎臓だそうである(がんではない)。肝臓も見えている。 去年12月に撮ったMRI画像と比べて、がんは増えこそすれ減っていない。ラドン吸入だけでがんを縮小させることは無理なのか? ただ腫瘍熱が出なくなって体調がよいことから、がんの活動が止まっていることは間違いない。主治医も「いままで増えてきたがんが休止している」ことを認めている。 今日血液検査してその結果を画像とともにオーストラリアの医師に送ってPSMA/Lu治療の適性を判断してもらう。治療可能となればいよいよ海外渡航である。 「標準、何回治療するのですか?」 「3回から4回です」つまり4回、オーストラリアに通わないといけない。 ただ、渡航開始するまで時間がかかるので、その間、治療をやめてしまうと、またがんどもが元気になってくるおそれがある。そこで、つなぎとしてのラドン吸入を続けることは必要である。次のサイクルのラドン吸入24回分を予約した。 主治医のいうところでは、「複数回のPSMA/Lu治療でがんを徐々に縮小させて、その後はラドン吸入を続けて維持を図りましょう」とのこと。「徐々に縮小」とはとても耳に優しい言葉だ。何もしない緩和治療よりも、こちらの方が期待が持てて断然よい。結果うまくいくことを願って・・・

ジェブタナまた延期 2024年02月08日

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「いかがですか?」 「6日の朝と夕方に熱が出ました。どちらも38度超えです。39度までいきました」 瞬間的に40度あった。これだけ発熱するとさすがに身体はしんどい。 私の場合、熱が出ると決まってCRPが上がる。朝の血液検査の結果、CRPが20.8と、今までの記録を更新した(CRPは血液中で2〜3日間、値を維持するそうだ)。 医者は、今までの数値、画像をひととおり見ながら、「はじめ発熱性好中球減少症を疑いましたが、好中球はそんなに減っていない。感染症もあるかと思い抗生剤を投与しましたが、炎症は収まらなかった。何度もCTで調べたんですが異常は見られなかった。腫瘍熱の可能性が大きいです。しかし腫瘍熱でこんなにCRPが上がるのも珍しい」 腫瘍熱はがん細胞または周辺の免疫細胞が産生する炎症性サイトカインが視床下部を刺激することより生成する熱と言われている。 医者は考えあぐねた末、言った。 「このようなCRP高値では抗がん剤は打てません」 抗がん剤さえ打てば熱は出なくなるしCRPも下がること明らかなので、私は打ってほしかったが、抗がん剤を休むことで、骨髄をいたわることができる、というメリットがある。 「ナイキサン飲んでますか?」 「熱の出たときに飲みます。熱が引くと飲むのをやめてます」 「では、抗がん剤は今日は保留して、来週の13日(火)まで毎日、熱があってもなくても1日2回ナイキサンを飲んでくれますか? 13日にもう一度来ていただいて、血液検査して、それから(抗がん剤を再開するかどうか)決めましょう」

退院 2024年01月19日

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長かった入院生活。去年の12月28日から今年の1月19日まで3週間入院してやっと退院に。退院祝いのご馳走が美味しかった🎵(病院食はお世辞にも美味しいとはいえない) 入院中、前半の2週間はひたすら抗生剤を打ち続けて身体の中の雑菌を駆除した。 その期間、抗生剤の投与が終わったあとも含めて、グラフに示すように、CRPが乱高下した。 そしてCRPが上がったのと並行して熱(37度〜39度)が出た。「腫瘍熱」と言われるものであり、熱が続くと体力(ヘモグロビン等)を消耗してフラフラになる。身体は痩せるし免疫力も落ちるし良いことは一つもない。主治医は「38度以上の熱が出たときに飲んでください」と、「ナイキサン」という炎症を抑える薬を処方してくれた。 1月16日、退院直前に4回目のジェブタナを投与した。主治医は「量を減らしました」と言っていたから(8割→7割)、身体への負担を考えてくれたのだろう。抗がん剤の効きは若干マイルドになるかもしれない。

長い入院生活 2024年01月12日

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去年の12月28日に貧血でフラフラになりながらジェブタナを打ちに行ったら、「そんな状態では抗がん剤どころではありません。即入院してください」と言われ、車椅子で12階の病室へ。 CTを撮ったら何も映らなかったのだが、 CRPが19もあったので、がんでなく、何か細菌由来の炎症ではないか、がんだけでここまでCRPが上がるか? と疑われ、ペニシリン系の抗生剤タゾピペを8時間おき、1日3回、2週間にわたって投与した。その間、朝方になると、決まって発熱した。低いときで37度台、高いときで38度台あった。熱が出た割にはしんどさは感じなかった。そして2週間目の1月11日、抗生剤の投与を中止し、再度CT検査を行ったが怪しい影は映らない。 やはり骨に巣食っているがん由来の熱(腫瘍熱)か、ということになり、非ステロイド系抗炎症薬ナイキサンという薬を処方された。これで熱は36度台平熱に下がったので、やはり腫瘍熱が主体であったことが確認された。 しかし血液検査の結果PSAは、意外にも、あれだけ腫瘍熱が出ていたのにもかかわらず4.832から3.86に下がっていた。 主治医はこの勢いを利用してジェブタナを続けましょうと、来週抗がん剤再開の予定を入れてくれた。 抗生剤を投与した2週間は無駄だったのかとも思ったが、結果的にPSAが下がったので、良しとする。身体の中の悪い細菌を駆逐してくれた、と信じて。長い入院で沢山いる看護師の顔も、一部名前も覚えてしまった。 病院から見た大阪城 元旦、おせち料理 ただ、免疫力の要である腸内細菌まで駆除されたのは残念ではあるが、また育てていけば良いと割り切ることにした。ミヤBM錠、ビオフェルミンR散を処方してもらっているし、毎食後ヨーグルトをたっぷり食べている(持参のオリゴ糖を混ぜて)。病院食は炭水化物が多い割には油が少ないので、オリーブオイルも持参した。

CRPが変な動き、PSA足踏み 2023年12月07日

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今日はジェブタナの3回目の投与日であった。前から言われていたとおり用量を10ポイント上げて、規定の80パーセント量のジェブタナを入れた。つまり1回目60パーセント、2回目70パーセント、3回目の今日が80パーセントとなる。 投与の前に血液測定をしたが、CRPが上がっていた。 PSAも2.296から3.089に少し上がっていた。熱は出ていない。 これをどう解釈するか? (1)前回のジェブタナの投与から3週間経ったので、抗がん剤の効果がうすれ、抗がん剤に影響されていないがん細胞が動き出した。 (2)何かががん細胞に働きかけて、このためにがん細胞が死にものぐるいで暴れだし、例によってフレアが起こったのかもしれない。「何か」とは、ジェブタナそのものかも知れない。それ以外に思い当たることは、輸入サプリメントであるメラトニンを11月21日から飲み続けていることである。今日が17日目に当たる。とくにこの一週間、一晩5mgから10mgに増量した。 今日ジェブタナを入れて、6日後の12月13日に血液検査をするので、そのときのCRPを確認したい。下がっていますように。 (追伸) 12月13日に血液検査の結果、CRPは0.63にまで下がっていた\(^o^)/ ジェブタナを規定量の6割→7割→8割と増量しているのに、体調は悪くなく、それどころか味覚も戻り、胃腸の調子も良くなっているように感じる。

PSA下がる、ジェブタナ増量 2023年11月16日

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「調子はいかがですか?」 「いたって元気です。熱のでた日もなかったし。ジェブタナって、骨髄には厳しいかもしれませんが、それを除くと身体に優しい感じがします」 「そうですか。今日のPSAは2.296ですよ」 下がってる (^^  ジェブタナ投与後、初めてのPSA測定である。 下がっているけれども、 「ホルモン療法のようにストンと落ちませんね」と聞いてみた。 「ホルモン療法は第1回目にする全身治療です。抗がん剤は他の治療をやったあとにする全身治療ですからね。ただ、○○さんの場合、PSAだけでなく、病状を判断するのにPSAと画像、両方診ないといけません」 そうそう、この前の画像はひどかった。来年初めごろに撮る画像は良くなっていますように・・・ 「しかし、PSAが下がることを軽く見ているわけではなく、それはそれでたいへん結構なことです」 「そうですね。わかりました」 「では、骨髄関係の数値を見ていきましょう。ヘモグロビンも白血球数も下がっておらず、安定しています。なので、お昼からのジェブタナの点滴は「GO」です。それと、前回の投与量は、○○さんに貧血があったことを考えて標準量の6割としていました」 そうか、それで副作用らしい副作用が出なかったのかも。 「しかしジーラスタ(好中球減少症を防ぐ薬)が効いたのか、好中球の減り方も少なく、今回はジェブタナを1割増やして7割とします」 この増量に異論なし。増量してPSAをもっと下げたいところだ。 「今日のジェブタナ投与の効果を見たいので、一週間後、血液検査に来てください」 ということで来週は、4日後の月曜日にジーラスタの注射、水曜日に採血検査で病院に行くことになった。 (追伸) 今日はリュープリンの注射もした。私は立派な去勢抵抗性だから男性ホルモンの影響を受けない、こんな厄介なものはお断りしたい。注射してもしなくても一緒、とおもうのだけれど(-.-;)

CRPが下がった 2023年11月01日

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グラフは私のCRP (C-reactive protein) の変化を示す。 CRPとは身体の中の炎症の程度を示す値である。抗がん剤治療をしてるときは、PSAだけでなく、CRPの観察が必須とされる。 (参考)「マーカーとしてのCRPの臨床応用」(東京医科歯科大学) https://tmdu.tokyo/care/crp.html 今年01月05日から05月25日までゾーフィゴ&イクスタンジの治療をしたが、PSAが上がりっぱなしでまったく効かなかった。完全な去勢抵抗性がんである。「残るはドセタキセルしかありませんよ」と言われ、渋々ドセタキセル治療を始めた。始めたのがCRP=2.65と書いた06月23日、中止したのがCRP=1.16と書いた08月31日である。この間10週間。中止した理由は、貧血がひどくなったことと、画像診断の結果が悪く、「ドセタキセルも効いてないようです。カバジタキセル(ジェブタナ)に切り替えます。ドセタはもうやめます」と言われたからであった。 ドセタをやめてから、ジェブタナを開始するまでの8週間、つまり8月31日から10月25日まで、抗がん剤とおさらばして身体を回復させる期間に入った。 あとで考えると、この期間が勝負だったようだ。前半の5週間はCRPが上がり続けた。これを赤い矢印Aで示す。前回の日記 (2023年10月27日) で書いた(1)の現象が起こりまくった。熱が出て身体がしんどく、横になっているか寝込んでいる時間が多かった。 09月21日に輸血した。0926日にDWIBS検査を受け入た。10月05日の17.16をピークとして熱の出る日はなくなった。前回の日記 (2023年10月27日) で書いた(2)のモードに移ったようだ。身体も元気に動かせるようになった。そして、矢印Bで示すように、3週間後の10月25日にはCRP=1.85まで下がったのだ。 なぜ、10月05日をピークとして(1)のモードから(2)に移行したのか? 謎であるが、私の希望的な見方では、身体ががん細胞と何度も何度も闘ってくれた結果、とうとう身体の免疫力ががん細胞を抑えてくれた、勝利! ということか。  あるいは、抗がん剤はがん細胞にとって「毒」なので、毒を飲んでいつまでも生きていけるはずがない。抗がん剤投与中にCRPが上がったのは一時的な「フレア現象」であり、いずれがん細胞は壊...

がん細胞と身体との闘い 2023年10月27日

これから述べることは、私の個人的な体験に基づいているものの、まったくの想像話である。 がん細胞は常に細胞分裂して増えようとする。そのとき、身体の免疫細胞とがん細胞との間で闘いが起こる。私のように去勢抵抗性がんになると、だいたいがん細胞が勝つようだ。つまりがんは進行する。抗がん剤の加勢があると何とか勝負に持ち込むことができそうだ。 (1)闘いは主に夜中の11時から2時ごろに起こる。がんの活動する時刻がこのあたりだから。夜中、身体中から熱がでても汗が出ず、体温が上がって(例えば39度程度)、翌日、翌々日まで引きずる。炎症を抑えるためにヘモグロビンが大量消費される。闘いは続き、PSAは横ばいか上昇する。CRPも高い数値を示す。医者流の言い方をすると、抗がん剤が効いていない、ということになる (2)身体から熱が出ようとしても、大汗💦をかいて体温の上昇を防ぐ。体温の上昇を防ぎきれたら、免疫細胞と抗がん剤の連合軍の勝ちか勝ちに近い引き分け。闘いはしばらく休戦モードにはいり、PSA、CRPはとりあえず下がる。医者流の言い方をすると、抗がん剤が効いている、ということになる。 次回、私のCRPの推移を踏まえながら、身体の中で起こった変化を述べる。

ドセタ投与はキャンセル 2023年08月14日

今日は前回8/31から2週間明けての低用量ドセタキセルEEの投与日。 ところがヘモグロビン値が急激に下がっていることが判明したので、投与を見合わせることになった。いままでヘモグロビン8〜9g/dLの値を続けていたのに、7.0に下がったからだ。 リンパ球、好中球、単球などは2週間の休養が効いたのか軒並み上がっているのに、赤血球だけは真逆の方向を行っている。謎である。 医師は、明日もう一度ヘモグロビン値を見たいので今から入院されればどうかと言ったが、私はヘモグロビン再測定に異存ないが、コロナを思い出して入院だけはごめんと、家に帰って、翌日もう一度病院に来ることにした。 いずれにせよドセタキセルの投与は一週間遅れることになる。その間PSAがまた上がってしまうかもしれないのが不安だがどうしようもない。せっかくもらった休養週間なので美味しくて栄養のあるものを食べまくるぞ(ただし小麦グルテン、白米、玄米は避ける)。 そして翌日、病院に行って測るとヘモグロビンは7.1。 「少しでも上がってますね。これで昨日がボトムであった可能性が高いです。これ以上さがらないと見て、ドセタは一週間後の8月21に設定しますね。しかし入院しなくて良かったかな」 その翌日から翌々日にかけて、私の身体の発汗が止まり体温が39度まで上がった。その後徐々に平熱に下がっていった。これも謎である。が、もし入院していたら、病院内では謎の発熱ということで、大騒ぎになっていただろう。 貧血による頭痛に悩まされる。

そろそろ頭打ちかな 2023年08月31日

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「そろそろ頭打ちですかね」と主治医の言葉。 PSAは8月3日測ったものが19、今日8月31日測ったものが19で変わらず。 「今までずっと上がってきてましたからね」 ドセタキセルが効いていないと言われることを一番おそれていたが、頭打ちと言われてややホッとした。 「しかしなかなか下がりませんね。」 「ドセタキセルEEは通常の2/3くらいの用量を、2回に分けて入れていますから」 その代わり身体への影響も少ないというわけだ。といっても私の場合、きっちりと消化器系に来ているわけだが。 今日点滴をするので、これから一週間は苦難が続き、その後の一週間は割と楽になる。 そして次のクルーに入る。いったい今後何クルー続くことやら・・・

消化器症状 2023年08月24日

低用量ドセタキセルEEの投与は5回が済み、今日が6回目になる。 4回目までは何ともなかったのだが、5回目の投与で不快な副作用が現れた。 「体調はいかがですか?」 「はい、胃腸がやられてしまって消化が遅い、胃がもたれる、吐き気、便秘、下痢が続く、と最悪の2週間でした」 実際、胃の調子が極端に落ちて、硬い物を受け付けず、いままで好んで食べていた野菜サラダが食べられなくなった。ミキサーにかけて擦りつぶしてならなんとか食べられる。肉類も魚もよく噛まないと食べられないし、食べてもあと味が悪い。皿に盛られたサラダチキンを見ても箸が動かない。刺激のある物も受け付けず、酸味の強い果物もだめ、コーヒーも煎茶もだめ(ルイボスティーはOK)、そして甘いお菓子、例えばSUNAOのビスケットやZEROのアイスバーが食べられない。 そして四六時中の下痢。これからもこんな状態が続くのは耐えられないので、「胃腸へのダメージを抑える治療薬を下さい」と言うと、下痢を抑える薬「ロペラミド」と胃酸の分泌を抑える薬「エソメプラゾール」を出してくれた。 ところで、私は発病以来4年間ずっと糖質制限食を摂ってきた。しかし抗がん剤で消化器系の機能がここまで低下すると糖新生が身体中で頻発し、筋肉が減って骨と皮だけの人間になりそうである。実際、体重が減っている。そこで、糖質制限食を中止し、カロリーが摂れる普通の食事に戻すことにした。 しかし、いきなりGI値の高い白米や精製小麦に戻すのには抵抗を感じ、主なカロリー源を「もち麦粥」または「ZENBヌードル」とし、食物繊維も、主にこれらから摂ることにした(糖質制限中は食物繊維を大量の野菜、海藻類から摂っていた)。あと、高カロリー高たんぱく質のコンパクト栄養補助食品アイソカル100も始めた。医療、介護現場でよく使われている。下のリンクに佐藤のりひろ医師の紹介がある。 https://www.youtube.com/watch?v=xvjL3L7E0wI PSAは前回(08月10日)の診察のときもそうだったけれど、今日も測定してくれなかった。理由は聞かなかった。

コロナ感染 2023年07月19日

2度目の入院になる。 ほんとうは2クルー目から抗がん剤点滴は外来でという約束だったが、主治医の判断でまた入院することになった。 最初の点滴は無事に終わり、一週間後の次の点滴を待っているときに事件は起こった。 3連休の初日の15日に、隣室にコロナ・オミクロン株が持ち込まれたようだ。3日の潜伏期間を経て私に感染してしまった。災難である。 申し訳ありませんがただちに病院を退院してもらえませんか、抗がん剤投与は一回スルーになります、と言われた。 (追伸) 次の低用量ドセタキセルの投与は8月3日に行った。 私にとってこの一回パスが辛かったようだ。低用量ドセタキセルが効いていたと思うのに、一回パスのせいか、コロナで体力が落ちたせいか(両方だと思う)、8月3日時点でPSAが13から19と大きく上がってしまった(しかし医者はPSAが高くなっても、抗がん剤治療などでそのまま落ち着けばよいという考え方のようである)。

検証 2023年07月06日

 今日は抗がん剤の第1クルー(1回目と、一週間後の2回目の投与)が終わったあとの検証の日。 「骨髄抑制を示す数値は出ていません」 血液検査を確認したところ、赤血球や貧血を示す数値はいつもと変わらず、好中球もいつもと変わらず、リンパ球は少し落ちた程度、全体としていつもの数値だ。 「PSAはほとんど横ばいです」 本当は12から1上がっているけれど、医者が変わらないと言うのだからそう思っておこう。でも、この低用量抗がん剤、本当に効いているのかな? 「PSAを下げようと、もっときつい処方もできるのですが、身体がひどくダメージを受けますから。PSAは長い目で見てください」 「分かりました」 がんが去勢抵抗性となって動き出した以上、もう治ることはない。下手したら、つまり抗がん剤が効かなかったらあと1〜2年だ。だから、私としてはPSAがこのまま横ばいで抑えられ、これ以上の遠隔転移が極力防げたらそれで充分であると思うことにしている。いまは栄養をよくとって体力をつけることである。運動もして筋肉を落とさないようにする。 「今日の検査の目的は骨髄抑制の程度を見ることであって、問題ないということがわかりましたので、次のクルー(3回目と4回目の投与)に入りましょう。次も入院されて、身体の様子を見させてください」 また8日間の入院である。入院は最初の1クルーだけと聞いていたのに。。。こう言われたら仕方ない。 「分かりました。では一週間後にまたよろしくお願いします」

抗がん剤治療! 2023年06月16日

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主治医から全身MRI(DWIBS)の結果を教えてもらった、骨盤のやつらは一部消えたものもあるが居座っているのもある。おまけに脊椎に3〜4箇所ほど黒い影が。いままで脊椎は無事だったのに、なんということか! 「これはもう抗がん剤治療をしましょう。PSAも12に上がっているし・・・」 私もやむなく抗がん剤治療に同意した。 早速、日にちが決まり初回の投与日は6月22日になった。 薬品名は日医工の「ドセタキセル E E」で、いわゆる低用量抗がん剤というやつ。最初の投与後、一週間してまた投与し、その後一週間休む。このサイクルを6回繰り返す。いっしょに飲むステロイド剤はこれも日医工の「デカドロン」 (一般名:デキサメタゾン) 最初の1サイクルでは、抗がん剤投与1回目と2回目とを含む8日間の入院となる。 せっかく抗がん剤治療をするので、自家療法を組み合わせよう。これらはいままでやってきたことである。 (A)骨盤と脊椎を24時間温める。このためヒーター入りの毛布(大きめのもの)を病院に持ち込む(すでに入院済みでありこの文章は病院で書いている)。抗がん剤点滴中も背中にヒーターを当てて暖めている。 (B)ケトジェニックダイエットをする。いままでやっていた糖質制限を一歩進めで、相当量のMCTオイルを摂取する。病院でも実行。 (C)栄養をとって体力をつける。運動をする。 上の(A)に関しては、左腰骨に転移していた骨の違和感(触ると痛い感じ)が2日間の部分的な温めで消え、今日の画像にも映っていないという実績があることから、骨盤と脊椎の全体を温める効果に期待したいと思う。たっぷり汗をかくので下着は全部ポリエステル素材に替える。 (B)に関しては、MCTオイルはいままで摂取したことがあるが、今回から本格的にやってみようと思う。糖質を制限しないとケトン体が出ないので、病院食をご飯抜きパン抜きにしてもらった。看護師に頼めば簡単にできる。時々バナナや飲むヨーグルトが出るが、こういった類いはいっさい食べないことにする。家ではエネルギーを補うためバターコーヒーを飲む。しばらくやってみたら、頭のすっきり状態が続くようになった、 (C)については、この2ヶ月体重が7kgも落ちてしまった。身体が去勢抵抗性がんと戦って消耗しているのだと思う。(B)とも関連するが、栄養をとって体力をつけもとの体重に戻すことをひとつの...