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肝炎ウィルスが消えた! 2021年08月31日

私はアビラテロンと一緒にステロイド剤(プレドニゾロン)を飲んでいる。しかし、このステロイドというのがかなりのくせ者で、免疫力を下げるという悪さをする。調べたら易感染のほか、ステロイド骨粗鬆症、ステロイド糖尿病、ステロイド消化性潰瘍などいろいろな副作用がある。 私はかつて自覚症状なしにB型肝炎ウィルス(HBV)にかかり、自然に治癒したようで、抗体を獲得している。ただ、そのときのHBV抗原がいまでも身体のどこかに潜んでいる。免疫力が落ちると抗体が弱まり、HBVが再活性化するおそれがある。 そこで、プレドニゾロンを飲み始めてから、定期的にHBVの血液検査をしてもらっている。 一年以上の間ずっとHBV「ミケンシュツ」だったのに、2021年03月ごろから陽性を示す「<1.0+」という表示に変わった。 とうとう、HBVが表に出てきやがった Σ( ~_~ @)。このままHBVが増えていけば、肝炎になり、最後には肝臓がんになってあの世に直行である。 しかし今日、検査結果を聞きに行くと、HBVが再び「ミケンシュツ」になった! これは望みもしなかったこと。私の免疫細胞が頑張ってくれている! プレドニゾロンの用量を5mg/日から2.5mg/日に落としたのが功を奏したのか。 ただでさえ前立腺がんに手こずっている状況なので、悩みの種がこれでひとつ減ったことはありがたい。

画像診断の結果 2021年08月30日

画像診断の結果を教えてもらった。 X線CTを使って骨の白っぽくなっているところを確認するというやり方で、どのくらいの精度が出ているのかわからないが、結果は、「右第5及び7肋骨、胸骨体部、寛骨の硬化性変化は前回と著変ありません。左前頭骨の硬化性変化は前回と著変ありません」であった。 前回と前々回の結果と比べると、 2020年8月17日(前々回):「左前頭骨に硬化性変化が認められます。右第5および第7肋骨、胸骨体部、寛骨に硬化性病変が認められます」 2021年03月08日(前回):「左前頭骨の硬化性変化は軽減しています。右第5および7肋骨、胸骨体部、寛骨の硬化性変化は軽減しています」 2021年08月24日(今回):「右第5および7肋骨、胸骨体部、寛骨の硬化性変化は前回と著変ありません。左前頭骨の硬化性変化は前回と著変ありません」 「著変ありません」とは素っ気ない言葉だが、広がっていないのをよしとすべきか。私の目では、右第5肋骨で白っぽいのが確認できた。こいつが一番目立っていた。 「放射線を当てて骨に転移した癌を潰したらどうですか?」と聞いたが、医師の答えは「本家がいるので・・・」と消極的だった。 放射線治療に積極的な医師にセカンドオピニオンをもらう、という選択肢もあるのだが・・・もうしばらく考えてみようと思う。

PSA、また上がる。 2021年08月30日

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今日は診察日。 「下がっていてくれよ」と手を合わせながら医者の前に座った。 医者は「上がってますわ~」と残念そうに言う。「0.014」です。 プラス0.002である。予想していた範囲の上の端だった。 「なぜですかね?」 「そろそろ薬の効きが悪くなっているようで・・・」 要するに去勢抵抗性に近づいているということ。グラフを見れば明らかだ。 「しかし、次の手を打つ、というところまでは行っていません。まだまだ低い値です。大丈夫です。様子を見ましょう」 「様子見」と言うが、これから0.2、1.0・・・と上がってくればどんなことになるか・・・。私の命がかかっている。 さて、標準のホルモン治療以外で、今までやった対策を振り返ってみよう。 1.糖質摂取は1日60~80gとする。特に夕食は炭水化物を控える。--発病以来ずっとやってきたことだ。これは健康維持のためにもずっと続ける。 2.有酸素運動や筋トレをする。特に、寝る前に運動する。これも続ける。 3.MCTオイルを積極的に摂る。いままで寝る前に15mlだけ飲んでいた。これでは少ないと思うので、昼食後、夕食後、寝る前と3回に分けて10~15mlずつ飲むことにする。合計30~45mlだ。こうしてケトン体を多量に出す。 このMCTオイルの寝る前の摂取を初めて実施した夜、夜間排尿回数が、いままでの3~4回から1回に減った( 2021年06月09日の日記 に書いたとおり)。おそらく前立腺がん細胞はケトン体という異物が入ってきたので、びっくりして凍りついたのだろう。しかし2~3日経つと、夜間排尿回数は元に戻った。がん細胞は賢いやつで、新しい環境にすぐに慣れるようだ。 しかし、ケトン体を産生することは健康にも良いので、続けることにする。 4.2日に一回、スーパー銭湯に行く。これも続ける。行ったあと数時間は、膀胱や前立腺が柔らかくなった感じがして、排尿の調子が良くなる。前立腺がん細胞も熱さでぐったりするのだろう。 5.お尻を温める。これは冬~春とやっていたが、この夏の間、さぼっていた。 思い返すに、私が前立腺がんを発病したのも2年前の9月だった。夏の間、薄い格好でろくに布団も被らずに寝ていた。低温の好きながん細胞が一気に増えて、リンパ液から血液を伝わって骨にまで散らばったのだった。 これからはいかに寝苦しい暑い夜でも、少なくともお尻だけは温めよ