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B型肝炎ウィルスの抗体があります 2019年12月23日

今日からザイティガに切り替わるのかな、と思いながら奈良県総合医療センターに行った。医師は「ちょっと変なことになっていまして……」と言う。まだ、これ以上なにかあるのか❓  医師の言うには、私がB型肝炎ウィルス(HBV)の抗体を持っていることが判明した。抗原ウィルスは検出されていない。過去にHBVを患って、自分の免疫力で治したという証拠である。 ザイティガ&プレドニゾロンを飲むと肝臓の免疫力が低下するので、ウィルスがもし体内に少しでも残っていれば再度繁殖する可能性がある。よって消化器内科に問い合わせてみます、いちど消化器内科を受診してください、とのことだった。あゝ、これでザイティガを飲み始める日が延びたか、と思った。高額医療費のことが頭に浮かんだ。次の消化器内科の予約は1月7日、泌尿器科の予約は2月3日。

銭湯に行く 2019年12月15日

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古川健司著「ケトン食ががんを消す」で身体を温める効能が書いてあったので、それなら家風呂だけでなく、首から下を全部湯に浸かって全身を温めたらもっと効果あるだろうと、近くのスーパー銭湯に行ってみた。結構長時間浸かっていた。行ったその日のうちに排尿感が良くなったことに気づき、しめた、これは良い、と思って翌日も行ってみた。二日連続で行ったせいか、体重が目に見えて減った。これは二日連続でカロリーを消耗したからだと思う。しかしさすがに、毎日の銭湯行きは疲れるので、これから仕事との兼ね合いも考えて週二回、銭湯に行くことにした。

玄米食は中止します 2019年12月14日

糖質制限ダイエットをしだしてから1ヶ月になる。 我が家から砂糖がなくなってエリスリトール(羅漢果から採ったカロリーゼロの甘味料)に代わった。油は、調理用のオリーブオイルと、食用の荏胡麻油、亜麻仁油のみになった。調味料で糖質の多いケチャップはなくなり、みりんや酢は糖質ゼロのものに代わり、ウスターソースや中濃ソースも糖質オフのものに代わった。 私の体重は、当初の65kgから4〜5kg減って60〜61kgに下がってきた。糖質制限によって体内のブドウ糖供給が減少して、血糖値を維持するために肝臓に蓄えられているグリコーゲンがブドウ糖に分解され利用されたが、それも枯渇し、脂肪細胞に蓄えられている脂肪(中性脂肪)がエネルギー源となったのに違いない。しかしあまりにも急減な体重の減少であり、すこし心配になってきた。 たまには玄米や全粒粉パスタでも食べて身体を安心させなければ……。ゲルソン療法でも玄米食を勧めているし。古川健司氏の「ケトン食ががんを消す」にも、たまにチートデイを設けて炭水化物を摂れ、と書かれている。 そこで、一日一食だけ玄米を食べ始めたが、少しは良くなっていた排尿感が気のせいか悪化してきた。排尿感と癌の活動は別物とは聞いているけれど、私の場合、それらがリアルタイムに比例する身体だと思っているので(2019年 11月23日 の日記参照)、排尿感が悪化したのは腹をすかせた癌細胞が糖質を横取りして増殖し出したからだと想像した。ここでがん細胞をこれ以上太らせると、あとあと大変なことになる(いまでもすでにやばいのに!)。それ以来、小麦、白米はもちろん、玄米、大麦、雑穀類、全粒粉小麦も いっさい食べない ことにした。人参ジュースと玄米食を勧める「ゲルソン療法」も、人参や玄米に糖質が含まれ、糖質をたくさん摂ること必至なので、 もう参考にしない ことにした。

骨シンチグラフィの画像 2019年12月10日

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2019年12月03日に奈良県総合医療センターで撮った骨シンチグラフィの画像を入手したのでここにあげる。左2つの画像はモノクロ、右2つの画像はカラー化したもの。発病当時の状態を表す。 右肋骨に4箇所、骨盤に2箇所、赤い集積がある。ANN=0.78, BSI(%)=0.32, Hs(n)=6

多発性骨転移と言われた 2019年12月09日

今日はCTと骨シンチの検査結果の出る日だ。 ひと月前に白庭病院で、MRIで恥骨にあやしい影があると言われた。それが骨転移だとしても、恥骨一箇所だけなら、なんとかなりそうだが・・・。一箇所だけであってほしい、と念じた。 朝の採血後、診療室に入って「多数ありました」と医者に告げられた。いちばん聞きたくない言葉だった。転移部位を説明してくれたが、全部上の空で、覚えていない。あとでもらった骨スキャンのレポートを読み返してみれば、「 右第6肋骨、第8肋骨、左第11肋骨や胸骨体部右下縁、両側の腸骨や仙骨、前頭骨右半分を中心とする頭蓋骨全般に多数の大小様々で集積程度も様々なabnormal hot spot あり。転移を示す 」とある。つまり、腸骨、仙骨、肋骨、胸骨体部、頭骨などに転移している。全部複数箇所だ。「診断: 多発性骨転移 」と書かれている。 泌尿器科のレポートには「 cT3b,N1,M1b 」と書かれており、MRIのレポートには「診断: T3b、M1 」と書かれている。T3bは精嚢に浸潤、N1はリンパ節転移あり、M1bは骨への遠隔転移あり。 「骨の転移は1箇所あっても、10箇所あっても同じなんですよ」と云われた。そのとき、どう意味で云われたのか聞き返す気力もなかったが、あとで考えると、ホルモン療法、抗がん剤、ゾーフィゴなどの全身療法をやればたしかに箇所数の多い少ないは関係ないかもしれない。 この日のPSAは0.991で、ますまずの低下だった。 「次からもっときつい薬を出しましょう。そのために血液検査をします」と言われた。 新薬を飲み始めたら高額医療費になること間違いない。「新薬は高いですね」と聞いてみた。「たしかにザイティガは高いです」と大きくうなずかれた。「しかし保険が効きますから」とも言われた。 ザイティガの適応症は、調べたところ(1)グリソンスコアが8以上、(2)3ヶ所以上の骨病変、(3)内蔵転移、のうちいずれか2つ以上となっているが、私は(1)と(2)が当てはまっている。 (注)この条件はホルモン療法未治療あるいはホルモン感受性の時点であってもあてはまる。以前ならば、ビカルタミドを続けて去勢抵抗性がついたときに初めてアビラテロン(ザイティガ)が使えたが、今は最初から使用可能となっている。これはエンザルタミド、アパルタミドなど他の新薬でも同じである。 3ヶ月分の