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イクスタンジ服用開始 2023年02月24日

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ゾーフィゴ2回目投与の後、3週間たった。 PSAは倍増して4.7(前回は2.0)。 「イクスタンジ飲みましょう」 PSAが上がってきたらイクスタンジを処方しますよ、と前々から聞かされていたが、実際にそうなってしまった。がっかりだ。 でも、ゾーフィゴ治療するとPSAが上がることはどの論文にも書いてある。冷静になろう。 PSAの数値からがんの状態を推測しようにも、大きなフレアの影に隠れてしまってわからない。骨に転移したがんの本当の状態を知りたい。 「画像を見ないとわからないでしょうね?」 と念を押すと、CT(造影)の予約を撮ってくれた。 DWIBSは急な話なのでこの日は予約できず、次回予約して、次々回にCTとDWIBSとをまとめて解説してくれるだろう。 ゾーフィゴとイクスタンジの併用の効果はどんなものですか、とその場で医師に聞いておくべきだったが、気が動転していたのか、聞き忘れた。 あとでインターネットで調べたところ、バイエル薬品のゾーフィゴサイトにFAQがあった。 https://www.xofigo.jp/sites/g/files/vrxlpx13761/files/2020-12/clinical_question06.pdf 「Q6 エンザルタミドとの併用治療は可能か?」 その答えは、「エンザルタミドとゾーフィゴとの併用治療時における有効性と安全性に関し、ランダム化比較試験により確立されたエビデンスは現時点においてありません。個々の患者において想定されるベネフィットとリスクを十分考慮の上、適切にご判断ください。十分な考慮の上、併用治療を選択される場合には、骨修飾薬の併用等による骨折の予防をご検討ください。」とのこと。要するに併用の効果は不明だということだ。 手探りで進んでいくしかない。

フレア現象か? 2023年01月26日

 「いかがですか?」と主治医。 「1月5日にゾーフィゴ打ちましたが、身体の変化はなにもありません」 医師は今日の血液検査の結果をながめた。 「貧血なし、腎機能正常、肝機能正常、異常な数値なし。ただPSAは2.0です」 「えーっ!」 ひと月前の「0.4」から5倍に跳ね上がっている! 「しかし」と医師は続けた。「フレアと言って、ゾーフィゴを打ってPSAが上がることがあるんですよ」 フレア現象という言葉はよく聞く。放射線治療後にPSAが一時的に上昇する現象だ。 「パァーッと広がる感じですか?」と、私は医師の前で手を広げて見せた。 「燃え尽きる感じです」 なるほどがんが燃え尽きてくれるのなら、PSAが上がっても文句はない。 ゾーフィゴを打ってもPSAを下げる効果なし、と前から聞かされていたが、このフレアのことだったのか・・・ということは、このゾーフィゴはがんに効いてるじゃん? 「便秘は大丈夫ですか?」 「大丈夫です」余ったラジウムは便から排泄されるそうだ。 「もっと上がってくるようであればイクスタンジを処方します」 と言われたが結局、今日イクスタンジは処方されなかった。 PSAが上がってホッとする、というのも変な反応だが、これからはPSAの変化に一喜一憂せず様子見を続けていこうと思う。ゾーフィゴはまだ5回も残っている。 次回のゾーフィゴ投与は2月2日に決まった。

ゾーフィゴの国際共同臨床試験結果 2022年12月30日

これから6ヶ月間、ゾーフィゴのお世話になるので、ゾーフィゴの臨床試験(国際共同第III相臨床試験(ALSYMPCA))の結果を調べてみた。 バイエル薬品のホームページから取得した。 https://www.xofigo.jp/doctor/product/performance 同ホームページによれば、「ゾーフィゴは、カルシウム類似体として骨代謝の亢進した骨転移部位に取り込まれ、高エネルギーのアルファ線により腫瘍細胞のDNA二重鎖を切断します。また、アルファ線の組織内飛程は100μm(およそ細胞10個分)未満であり、周辺組織に対する放射線量は限定的です。症候性骨転移を有する去勢抵抗性前立腺癌患者を対象とした国際共同第III相臨床試験(ALSYMPCA試験)において、ゾーフィゴは、プラセボと比較し、全生存期間、症候性骨関連事象発現までの期間を有意に延長しました。」とある。 国際共同第III相臨床試験(ALSYMPCA)2008年6月~2011年7月 患者背景:骨転移を有する症候性の去勢抵抗性前立腺癌患者が対象。ビスホスホネート併用あり/なし、ドセタキセル治療歴あり/なしを含む。人種は白人、全登録患者921例(ゾーフィゴ群614例、プラセボ群307例)。骨転移巣数に応じて次のように割り当てた。 1.(骨転移巣6個未満) ゾーフィゴ群101人(16.5%) プラセボ群38人(12.4%) 2.(骨転移巣6-20個) ゾーフィゴ群258(42.2) プラセボ群146(47.7) 3.(骨転移巣20個超) ゾーフィゴ群198(32.4) プラセボ群92(30.1) 4.(スーパースキャン*) ゾーフィゴ群54(8.8) プラセボ群30(9.8) *)スーパースキャンとは、全身骨への集積が増加した状態をいう。 このように患者は、骨転移巣数が6個未満からスーパースキャンまで広範囲にわたっている。 投与方法: ゾーフィゴ群:ゾーフィゴを4週毎に6回静脈内投与+標準的治療**) プラセボ群:生理食塩水を4週毎に6回静脈内投与+標準的治療 **)標準的治療とは、局所の放射線照射、ステロイド剤、抗アンドロゲン剤、エストロゲン剤等をいう。 観察期間は約3年。 試験の結果、全生存期間(OS)の中央値は、ゾーフィゴ群で14.9ヵ月、プラセボ群で11.3ヵ月であ

また2箇所出た、ゾーフィゴ投与決定!

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造影CTスキャンの結果は、内蔵もリンパ節も転移なしとのこと。これには胸を撫で降ろした。 しかし、骨シンチの結果、仙骨のあたりに2箇所見つかった。 2022年12月08日に撮った骨シンチ 左恥骨と左腸骨の緑の丸はすでに放射線を当てたところで、骨シンチグラフが単に反応したにすぎない。 赤い2つの丸 が仙骨付近に見つかった骨転移がん。しかもPSAは0.44と、前の0.12から大幅に上昇した。 ちょうど3年前2019年12月10日の 骨シンチグラフィの画像 と見比べてみる。 2019年12月10日の骨シンチ 3年前も仙骨付近の同じ場所から信号が出ている。なのでいま新しく発生したがんではないようで少し安堵した。ザイティガを飲んでいたときは死んだふりしていたがんが、ザイティガをやめたのをきっかけに現れたようだ。それにしても、3年前右肋骨に2箇所大きいのがあったが(いまのところ)消えている♪ 主治医「これが1箇所だったら放射線を当てるのですが、2箇所見つかり、他にも小さいのがあるかもしれないので、全身に効くゾーフィゴで行きましょう」 たしかにあちこち出てきて「多発性」になったら非常に困る。 ゾーフィゴはラジウム223を血管に注入すれば骨に定着してアルファ線を出してがん細胞をやっつける、という薬。アルファ線の届く距離は0.1mm未満と短く、正常細胞に影響を与えることは少ない。 「ゾーフィゴはPSAを下げる作用はないので、これからもPSAが上がってくるようであれば、イクスタンジを処方します。上がらないようであれば、(イクスタンジは)なしでいきます。イクスタンジは倦怠感という副作用があります」 「ザイティガはだめですね?」と確認した。 「ゾーフィゴとザイティガはいっしょに使えないです。そういう臨床試験の結果が出ています」 「わかりました」 イクスタンジのような抗アンドロゲン剤はできれば遠慮したいが、PSAが上がってくるようであれば仕方ない。しかしPSAがこれ以上上がらないのが一番である。 来年1月5日にゾーフィゴの1回目を静脈注射することになった、それ以後1か月おきに投与し、合計6回投与する。効いてくれればよいが。 ラジウム223は便といっしょに排出される。便秘などありませんか、と聞かれた。あれば便秘薬を処方します。大丈夫です。 来年1月20日ごろ診察があるので、そのときのPSAに注目

依然としてがんは居座っている 2022年11月18日

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まず、この前申し込んだゾーフィゴの臨床試験について。 主治医が言うには「この前、申し込みいただきましたけれど、○○さんは原発巣と恥骨に同時に放射線を当てたのが臨床試験の条件に合っていなくて適用外ということになりました」 何で適用外になったのかよくわからないが、コントロール群に入っても許せると思っていたので、追求しないことにした。 「でも」と主治医は続けた。「通常の治療の一環として、ゾーフィゴの投与を行うことはできますから」 「わかりました」とうなづく。 主治医は血液検査データを一通りながめて、「ヘモグロビン値が低いです。それと、がんとは関係ありませんが好酸球(EOSI)多いですね。なにかアレルギーとか肌がかゆいとかありますか?」 「ええ、冬になると、いつも脚部の肌がかゆくなるんです」 血液検査データの最後のほうに載っているPSA値だが、「 0.122 です」と言われた。 「あらーっ」とため息が出た。 ひと月前、腸骨に放射線を当てて身体からがんを消したはずなのに、予想に反して上がっているではないか! 主治医も「この数字だけではなぜ上昇したのか、なんともわかりません。骨に残っているのか臓器なのか、調べないと」 私はかつて多発性骨転移という実績があるので、あちこちで休眠していたがん細胞がまた動き出した可能性がある(特にザイティガをやめたことをきっかけに)、と自分では思っている。 「この低い数値だと、画像を調べてもわからないかもしれませんが、ともかく画像検査をしてみましょう。それに○○さんはPSAが低めに出るタイプのようなので」 PSAが低めに出るがんって悪性度が高い(怖)。 ALPは低い値が出ていた(そのとき話題にならなかったが)。これが何か良い方向へ向かっていることの前兆であれば良いのだが。 「骨シンチをやります。これはゾーフィゴを投与するための条件にもなりますので」と主治医。 へぇー、ゾーフィゴを投与する前に骨シンチの検査が必要だとは知らなかった。どうやらこの医者は本気でゾーフィゴの投与を考えているようだ。投与するとしたら、ザイティガをやめている今のタイミングだろう。私も望むところである。 「骨シンチ予約を入れておきます。それと○○さんは過去、リンパ節転移がありましたか?」 主治医はリンパ節も疑っている。 「ええ、前の病院で、初めてCTで診たときリンパ節にもあると言わ

放射線治療+ゾーフィゴの臨床試験 2022年10月05日

昨日、主治医から電話がかかってきて、説明したいことがあるから、明日、放射線腫瘍科に来るついでに泌尿器科に寄ってくれませんか? と言われた。 たぶん骨転移箇所が増えたのをDWIBSで見落としていた、という知らせだろう? と憂鬱だったがともかく行ってみた。 話を聞くと、骨転移の放射線治療に加えてゾーフィゴの効果を試す比較臨床試験に加わりませんか、というお誘いだった。やれやれ、ホッとした。 ゾーフィゴ(Xofigo; ラジウム223)は、去勢抵抗性で骨転移のある患者さんに適用されるが、適用病期ははっきり決まっていない。私的には、骨転移のたくさんある比較的末期の患者さんが受ける治療というイメージだったが、今回の比較臨床試験は、去勢抵抗性ではあるものの比較的初期の、骨転移数の少ない(つまりオリゴ転移の)患者さんに対して、標的放射線治療に加えてゾーフィゴを併用すれば、どのくらい効果があるかを調べる医師主導の試験とのことだ。 私はいま骨転移数が少なく、ザイティガ、イクスタンジといった抗アンドロゲン剤(ゾーフィゴと併用すべきでない薬)を飲んでいないので、対象になったのだろう。LH−RH製剤(リュープリン、ゴナックスなど)は構わないらしい。 東京医科歯科大学医学部附属病院、がん・感染症センター都立駒込病院、がん研有明病院、埼玉県立がんセンター、 大阪国際がんセンター 、金沢大学附属病院の6つの医療機関で実施されている。 患者さんをランダムに分けて、一方のグループ(コントロール群)には、標的放射線治療後ランマーク(4週毎6回)を皮下注射する。他方のグループ(ゾーフィゴ群)には標的放射線治療後、ランマークに加えてゾーフィゴ(4週毎6回、静注)を併用する。12週目と24週目に全身MRI検査を受ける。経過観察期間は2年であり、画像上で骨転移増悪を観察する。 「受けます」と、この比較臨床試験を受諾した。 どちらのグループに入るかわからないが、もしゾーフィゴありのグループに入ったなら、来週から始まる5日間の標的放射線治療の終了後、ランマークに加えてゾーフィゴの投与開始となる。ゾーフィゴなしのグループに入ったなら、ランマークのみになる(盲検試験でないから偽薬投与はない)。 比較臨床試験を受けるなど、初めての経験である。どちらのグループに入りたい? ゾーフィゴありのグループに入りたいところだが、骨髄

放射線腫瘍科にて 2022年09月29日

「また来ました」と、きまり悪そうに言った。 「まえは前立腺と恥骨を治療されました。こんどは腸骨の上のほうですから、充分離れているので、放射線を当てることが可能ですよ」 「ありがとうございます。実は2年半前の骨シンチでも左腸骨に出ていました」そのころ、多発性骨転移と言われ、大きな病巣が6箇所、小さいのがたくさんあった。6箇所の中に左腸骨も含まれていた。 医師はその骨シンチの画面を開いた。 「これですね」 ぼんやりと黒くなっているところだ。こんどはMRIの画面に切り替えた。はっきりと黒い丸が見える。 「(MRIで見た)病巣は大きいですか?」と、恐る恐る聞いてみた。 「いえ、小さいですよ」 これを聞いてほっとした。 「骨に放射線を当てると、(骨が)弱くなると聞くのですが」 「○○さんの場合、腸骨の上の方です。このへんはあまり力がかかるところではないので・・・大腿骨のようにまともに力のかかるところなら、用心しないといけませんが・・・こんどは前と違って尿をためたりとか、便を出してからということはありません」 尿とか便とかを気にしなくて放射線を当てられるのはありがたい。あと、めったに起こらない副作用の説明も聞いたが、中身は忘れた。 来週、位置合わせのためのCTを撮って、その次の週の10月12日(水)から10月18日(火)まで、放射線治療をする。1日あたり7グレイ、5日間で35グレイの放射線量である。

また放射線腫瘍科のお世話になることに・・・2022年09月22日

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「調子はいかがですか」 「尿の勢いはまだ弱いです。でも今日は検尿カップに90ccとれました。放射線治療直後は40ccしかとれなかったのに」 「夜間排尿回数は?」 「2〜3回、良いときは1回ですね」 「放射線治療前は?」 「2回でした」 「少しずつ良くなってますね」 でも、前立腺肥大の薬シロドシンとべオーバは継続することになった。 次に、主治医は血液データを見ながら、PSAは0.094です、と言った。 「えーっ!」 てっきり下がっていると思っていたのに。 「0.071の上昇です」 どうして上がったんだろう。 「ザイティガをやめたので正常な細胞がPSAを出しはじめたことないですか?」 「いや。○○さんはいまリュープリンを打っているので、それは考えにくい」 2週間前(9月9日)に撮ったDWIBSの画像を見せてもらった。 読影の内容は、『左腸骨に高信号があります、前立腺全体に信号が残っています、(放射線治療済の)左恥骨の信号は消えています』だった。 「前立腺全体に信号が残っているのは、放射線を当ててまだ間がないから仕方ないです。問題は 左腸骨 です」 主治医はしばらく考えていた。 「前、ザイティガは何錠飲んでましたか?」 「1日4錠です」 ザイティガを減薬して再度処方するつもりだろうか? またザイティガで副腎が痛めつけられると思うと、たとえ2錠でもそれは遠慮したい。 そもそも、2019年冬の発病当時、骨シンチで見れば前立腺がんの病巣がたくさんあり(多発性骨転移)、左腸骨にも病巣があった( 2019年12月10日の日記 の一番右の写真(背面)の左骨盤のところ)。ところが2022年4月15日のDWIBS検診では左腸骨も含めてほとんどのがんが消えていた。なぜ今また現れたのか? ザイティガをやめて1か月になるが、この1か月で腸骨にいるがんのやつらが勢いを盛り返してきたのだろうか?  「放射線治療しましょう」 そう、抗アンドロゲン剤よりも、ピンポイント照射で根こそぎ治してもらうのが良い。 左腸骨1か所で済めば良いのだが・・・これよりほかに、出てくるなよ🙏  しかし1か所だけ見つかってよかった、とも言える。PSAのみ上がってがんの居場所がわからない人もいるし、以前の私がそうだったように多発性骨転移の人もいる。 また、当院の放射線腫瘍科のお世話になることになった。今月29日に予約を入れ

血管新生をさせない食べ物 2022年09月08日

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放射線治療で前立腺がんと骨転移がんを制御できたら、 がんの再発(私の場合は再燃)を防止することが次の目標になってくる。 がんが微小なうちはほとんどが免疫細胞(キラーT細胞)に食い殺されるので、免疫力をつけることが大事だと思っていた。それもあると思うが、佐藤のりひろ外科医のYOUTUBE解説動画 https://www.youtube.com/watch?v=8MzTGNhh6CU を見ると、微小ながんは近くの血管から栄養を摂るために、細い血管を作って引き込む。これを「血管新生」と言う。血管が通れば、がんは血液から栄養を摂取して盛んに分裂を始める。がんが好む栄養とはグルコースのことだろう。血管を作れなかったがんは死んでいく。 そこで、血管新生をさせないことが、がんの再発防止のために重要になってくる。佐藤先生によると、がんの血管新生を阻害する食べ物があるそうだ。それは、にんにく、大豆料理、およびベリー類である。もちろん信頼できる研究結果を根拠としている。 私の場合、にんにくはオリーブ油とともに料理に必ず使い、黒にんにくも毎日食べているし、ブルーベリーや苺は毎朝ヨーグルトに入れて食べている。ブルーベリーサプリも飲んでいる。大豆料理には、豆腐、納豆、味噌、無調整豆乳などがあり、いずれも好んで食べている。大豆プロテイン粉末も豆乳とともに毎朝コーヒーに入れて飲んでいる。 大豆を食べればイソフラボンが摂れる。腸内細菌の力でイソフラボンから天然の抗アンドロゲン剤と言われるエクオールを産生できるかどうかが要点となる。日本人の半数は、イソフラボンからエクオールを産生できないと言う。このあたり2020年10月26日の私の日記 「大豆食品+腸内細菌」 に詳しく書いた。エクオールの産生能力もがんの再発率に関係してくるかもしれない。 これから、再発防止のために頼れるものはRH-LH製剤と食事と運動しかない(アビラテロンをやめたので)。

放射線治療終了から7週目 2022年08月12日

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「順調に下がってますね・・」と主治医。 今日(8月12日)は前立腺と左恥骨への放射線治療終了後7週目になる。PSAは0.023。前回(放射線治療終了後1週目)の0.175から大きく下がった。 「よかった」いままでの努力がようやく数値に現れた。 「前にも言いましたが、これからザイティガを休みましょう」 限局がんの場合、放射線治療前後にホルモン療法を併用することがあるが、これは身体のどこかに潜んでいるかもしれない微小がんを消すためだとすると、私はもう2年半もザイティガを服用しており、目的は充分達しただろう。ホルモン剤を長期間続けることによる副作用もある。よってザイティガの休薬に異論なし。その後、8月15日から服用をやめた。 「ザイティガやめたあと、いっしょに飲まれているプレドニンは、量を半分にして1か月続けてください。錠剤を半分に割るのが大変なら、2日に1錠でもよいですよ」 これも了解した。プレドニゾロンを徐々に減らすのは、副腎の機能回復を待つためである。ついでに、いまプレドニゾロンを一日5mgでなく、2.5mg飲んでいる理由を主治医に説明し納得してもらった。これから1か月は、プレドニゾロン2.5mg錠を半分に割って1日に1回服用することにする。 長期間のホルモン療法でもろくなった骨をもとの硬さに戻すため、主治医からランマーク(デノスマブ)の投与を勧められており、歯医者の了解も得ている。今日、注射されるかなと思っていたら、「ザイティガの休薬と同時、というのも何だから、ランマークは次回からということにしましょう」と言われた。これも了解である。 ザイティガをやめて、身体がどう変化するのか。まず、一日に何回も起こる発汗現象が収まってくれればありがたい。筋力も復活してくるかな? 体毛は生えてくる? 性的な欲望は? 加齢臭が出るかも? それらは、これからのお楽しみとしよう。しかしザイティガを2年半も続けたのだから、しかもリュープリンは相変わらず続けるし、完全に元の身体に戻ることは期待できないかもしれない。 「次回は体幹MRIを撮ります」 放射性治療したあとの、身体の骨の状態をDWIBSで診てくれるのだ。ありがたい、この病院は至れり尽せりだ。でも心配性の私だから、新たな信号をキャッチしました、と言われたらどうしよう、と思ってしまう。いやいや、こんな縁起の悪いことを想像するのはやめて

PSA値 速報 2022年06月30日

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前立腺への放射線治療が終わったあと、一週間目の泌尿器科での診察。 「治療のあと、具合はいかがですか?」 「排尿の感じが半端なく悪いです。さっき採尿したときも40ccしか出なかったです。いつもなら100cc出るのに。夜間はもっとひどく、ポタポタしか出ません」 「夜間排尿回数は?」 「3~4回かな。前は2回だったのに」 「放射線腫瘍科でもらった薬(ハルナール錠)はどうですか?」 「あまり効いている感じがしません」 「いままで前立腺肥大と言われたことありますか?」 「あります」 主治医は前立腺のMRI画面を見せてくれた。 確かに前立腺の膀胱に接する部分がポコっと丸く飛び出していて、その部分だけ膀胱が上にへこんでいる。 「では薬を2種類出しておきます」と言って、シロドシン錠とべオーバ錠を処方してくれた。これで少しでも排尿の調子が良くなってくれれば助かるが・・・ 次に、肝心のPSAだが、0.175。前回は0.291だったので40%の低下幅だ。 「放射線を当てたあとは、じわじわ下がってくるものですよ」 私も一週間では充分下がらないことを予期していたので、動じない。想定どおりの低下である。 「ALPも下がってますよ」 「よかった」 ALPは前回137で、今回は97。 骨にIMRTの放射線を当てたのは左恥骨のみであるから、いままでALPを上げていた犯人は左恥骨のやつらだった、ということがわかる。 CRPは前回の0.03からやや上がって0.06、これは放射線治療の影響か。血糖値は85といままでの最低値。尿のpHは6.0と酸性。HbA1c=5.7、ケトン体は出ず。あいかわらずの貧血気味。 ザイティガの服用をやめるかどうかだが、主治医は「もう一回様子を見ましょう」と、続けることになった。休薬すると思っていたのに・・・ザイティガを飲みながらこの暑い夏を乗り切らねばならない、と思うと気が重い。 「ランマーク、やりますか?」と聞いてみた。長期のホルモン治療で弱くなった骨を硬くする薬だ。 「歯科クリニックからゾメタ、ランマークを使ってもOKのお返事が届いてますが、今回は見送りましょう」 了解。これで方針が全部決まった。1ヶ月半後、PSAがどれだけ下がっているか分からないが、あまり心配しないで、この早い梅雨明け後の夏を楽しもうと思う。

14日経過 炎症反応 2022年06月16日

今日で、3グレイ/日の照射を14回終えた。 予想されたこととは言え、排尿の具合は日に日に悪くなっている。尿意が起こると10秒ともたない。そこで一昨日から「紙おむつ」を着け始めた。夜間排尿回数は5回を下らない。特に朝方に多い。 しかも排尿時に痛み・しびれがある。放射線腫瘍科の医師は「(放射線照射のために前立腺に)炎症が起こっているのです」という。 私の前立腺がん初期のころも、排尿はこんな感じであった。がんによって起こる炎症の仕組み、調べてみたけれど複雑すぎてまとめきれない。 いまは、炎症の原因ががんでなく放射線であるところが救いであるが。 明日行けば、土・日と2日休みをとれる。 そして来週はファイナル・ステージ❗ なんとか耐えなければ・・・