マーキング 2025年05月20日

 市立奈良病院でCT画像を撮って、大腿部にマーキングをしてもらった。

「ひどい貧血」(5月5日)の項で書いたように、神戸の病院で医者に「骨髄の造血作用が弱っている」と言われていたが、今日、市立奈良病院のCT画像で骨に巣くうがん細胞の状態を担当医にこの目に見せてもらって、「また輸血が必要になるときがくるでしょう」と言われ、ますます落ち込んでしまった。

普段から左右の大腿部がチクチク痛むと愁訴していたので、大腿骨に巣食うがんに緩和放射線を当ててもらうことが決まった。当てる強さは4Gyを5日間で合計20Gy。これでがん細胞が死ぬか弱るはずであり、痛みも緩和されるだろうから、大変ありがたい。この病院に来た目的達成である。




↑太ももに施したマーキング、ここに放射線を当てる。

緩和放射線でなくIMRTはどうか、と訊ねたが、単純な形状の大腿骨に当てるだけなので、コンピュータで制御するIMRTは大げさであると、否定的だった。実際、この病院にIMRT設備はなく、IMRTをやってもらおうと思えば、県内のもう一段と大きな病院に行く必要がある。

医者は痛みを取るために麻薬系の薬を試すことを勧めてきた。「麻薬系」と言われるとなんとなく抵抗を感じるけれど、まあ効いたらよい、仕方ないか、という気持ちである。

コメント

このブログの人気の投稿

ドキッ! PSA値は少しアップ 2020年12月28日

ナルサス錠 2025年05月21日

ダロルタミド(ニュベクオ) 2024年10月05日