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転院を申し出る  2022年03月25日

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「ほふく前進ですなぁ」と白庭病院の主治医の言葉。 PSAは0.156。前回の0.138と比べて0.018の増加。グラフを載せる。確かに今までの加速度的な増加に比べて、今回は増え方がおだやかになっている(^^) まだザイティガを服用中。 3月10日の日記にも書いたが、この一ヶ月、以前あった膀胱のむずむず感が若干へり、尿意を催して夜中に起きても、トイレに行くの邪魔くさいから、と我慢できるようになっている。うまく行くと、夜間1回で済む夜もある。 以前は尿意があって夜中に起きれば必ずトイレに行っていた。一晩3回は普通、下手をすると4〜5回も行った。 私に言わせれば、薬は変えていないので、下腹部への電気ヒーターや懐炉による温活が効いて、原発巣にいるやつらの活動が鈍ってきた、のである! 次回、顕著な数値の増加がなければ(願わくば下がってくれれば)、自分流の温活作戦を自信を持って継続していくことができるのだが。 「ALPはどうですか?」と私から聞くと、「123です」 前回の134に比べて11減少した。私に言わせれば、これも右肋骨への電気ヒーターによる温めが効いて、骨にいるやつらが大人しくなってきたに違いない。次の測定でALPが上に行くか下に行くかを大いに注目したい。 主治医の言うことには、PSAが2くらいになるまで、(薬は変えるにせよ)ホルモン療法を続ければよい、それ以後は化学療法。まだまだ大丈夫です。と言うが、それは傍からの冷ややかな見解であって、私は、のんびり待つ気は全然なく、今すぐにでもPSAとALPを下げたいのだ。 「先生お願いがあるのですが」 「は?」 「転院させてほしいのです」 私は大阪国際がんセンターへの紹介を依頼した。「むこうは設備が整っているので」と言うと、医師はいやな顔をすることなく、紹介状を書くことを引き受けてくれた。ほっとした。 でも「○○さんは手術できない身体だから・・・」 私は、こういう言い方をされるのが差別に聞こえ、気に入らないのだが・・・ わかっている。大阪国際がんセンターに移っても同じような服薬治療になることは。しかし、骨シンチやDWIBSで骨の状態を詳しく診断してもらえることを期待している。 また、腺友倶楽部の理事長に言われたように、遺伝子パネル検査もしてもらうつもりなので、生検時の標本もお願いした。 画像診断でどこの骨にいるやつがどのくらい勢

自家ハイパーサーミア 20221年03月10日

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昨日の日記で、ALPの推移のグラフから、骨転移したやつらが動き出しているらしい、という知見が得られた。 一方、原発巣(前立腺)にいるやつらが動いているのかどうか、わからないが、排尿感は悪くなく、最近、夜間排尿を我慢できていることもあり、夜間排尿回数が減っている。 以下は私のまったくの楽観的推測であるが、半年前からしている下腹部への温めが原発巣に巣食っているがんに効いてきたのではないか? 膀胱と前立腺が温まって、そこにいる前立腺がんの増殖にある程度ストップがかかっているのではないか。 一方、骨転移したやつらで、動き出してるのはどこのどいつや? ということになる。CT診断で「胸骨体部、右第5、7肋骨、寛骨は著変ありません」と言われた中のどれか、ということになるが、右の第5肋骨があやしいと睨む。なぜなら以前から一番強いシグナルを出していたから。 そこで、胸や腰に巻くベルトを使って、携帯懐炉とソフト電気アンカを二重(タンデム)に挟み、 右脇腹を24時間、徹底的に温める ことにする。これで肋骨に巣食っているやつらを熱で弱らせ、免疫細胞の餌食にする。恥骨の二の舞にしてやる\(^o^)/ 茶色い帯が胴巻きベルト、ピンクがソフト電気アンカ、白が使い捨て懐炉 下腹部、恥骨への温めは、原発巣に効いていると信じて、今まで以上に強力に推し進める。 熱さで、夜、熟睡できないが、このやり方は抗がん剤や放射線と違って、身体を傷めないので我慢我慢。 何日かやってみたが、胸や腋の下は汗をかきやかいところ。自分の汗との闘いでもあることに気がついた、温める→汗をかく→冷える→温める→汗をかく→冷える、の堂々巡りだ。冷える時間をできるだけ少なくするために、着替える、タオルで拭く、などの工夫が必要だ。

理事長に相談してみた 2022年03月09日

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昨夜、腺友倶楽部の理事長に私の病態を相談してみた。結果、新しい知見が得られたので、ここに書き留める。 (1)骨転移 今年1月のCT画像診断で、恥骨と頭蓋骨の病変が消えているとの報告を白庭病院の放射線医から受けた(書面)。これで残りは4箇所、定位放射線治療の射程に入った、と内心喜んでいたのだが、理事長によると骨に対する定位放射線治療はおそらく認められないだろうとのこと。なぜなら、骨転移箇所が最初多かったのが減ってきただけで、その4箇所に定位放射線を当てても、まだ他に小さいやつが隠れているかもしれない。そいつらが動き出せば、いままでした定位放射線治療は無駄になってしまう可能性がある。 なるほどそう言われてみればそのとおりだ。理事長に「ALPの動きはどうですか?」と聞かれた・・・。しまった、ALP(アルカリフォスファターゼ)をグラフにしていなかった。迂闊だった。そこで、いままでに測定したALPをグラフにしてみた。 グラフを見ると、 去年4月にストンと下落しているが、単位がJSCCからIFCCに代わったための下落であって、実質に変わりはない。 確かに 去年の秋ごろから少しずつ上がっている 。ということは、 骨のどこかに巣食っているやつらが増殖している ということを示している。ただCT画像に現れていないだけである。これで「骨は動いてない、大丈夫」という私の思い込みは見事に外れた。いままで原発巣のやつらが動いていると思い込み、排尿感ばかりを気にし、下腹部を温めていたのだが、骨のやつらが徐々に動いていたのだ(怖)。どおりで排尿感は悪くないのにPSAが上がっていたわけだ。 (2)新しい病院 やはり 骨を含めた精密診断が必須 となる。いまの白庭病院の主治医は精度の低いCT映像のみを参考にしてホルモン療法、化学療法することしか考えていない。そこで、精度の高い診断ができるDWIBSを積極的に活用してくれて、骨への定位照射を考えてくれて、可能ならば原発巣への放射線治療も考えてくれるような病院はありませんか、と理事長に訊ねてみたところ「大阪国際がんセンター」とのことであった。これで決まった、理事長に感謝。 (3)最初の骨転移数のわりにはPSAが低い 最初、多発性骨転移と診断されたとき、あれだけの骨転移数があればPSAは3桁行ってるはず。なのにあなたのPSA=15は低すぎる、との気味の悪いお言