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ケトン体が尿中に  2020年05月25日

5月12日にS病院で採ったPSAは0.019だった(前回は0.025)。排尿感は良好、にもかかわらず下がり方のスピードが少し落ちたようで、やや不満である。私なりの言い訳があり、いつも行くスーパー銭湯が新型コロナで三週間ほど休館になり、身体を温めに行けなかった。やはり、癌治療のために身体を温める意味は大きいと思うし、実際いままで快調に数値が下がってきたのは、薬と食事の他、温浴のおかげもあると思っている。 検査した尿にケトン体が少し(+)出ていることを聞かれた。「実は炭水化物を極力減らして、その分タンパク質と脂肪を増やしています」と答えたら、医師は「ケトン体が出るということは普通は、飢餓状態を意味します。治療のためにしているなら、それで結構です」とうなずいておられた。 食事療法とか糖質制限食とか云っても、普通の医師は知らないか、興味がない。私は食事療法や温浴療法を自分で研究しながらやっている。ほんとうは、がん治療食を指導してくれる病院があれば訪ねていくのだが、あいにく関西にはなさそうである(私が知らないだけかもしれない)。

糖質制限ダイエットで食べる野菜、肉 2020年05月17日

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摂取している食材のうち、2020年 02月16日 の日記で主食を、 03月15日 の日記で油を紹介したが、その他の食材に触れると、野菜は、ブロッコリー、レタス、人参、大根、椎茸、昆布などを、主に野菜スープ(写真)や味噌汁に入れて食べている。サラダにして食べることもあるが、煮たほうが栄養分が汁に溶け出して摂取しやすいというので、野菜スープを主に摂っている。きのこ、海藻も野菜スープで摂っている。妻も野菜スープのほうが、サラダを作るより楽だという。 ちなみに、ゲルソン療法では、人参ジュースなどの野菜ジュースを一日1.5〜2リットル飲むことを勧めている。ビタミンAの補給には良いかもしれないが、おそろしく多い糖質摂取量になるので、私はそんなことできないし、する気もない。ジューサーも持っていない。 蛋白質は魚が主体である。肉は全部国産肉を買う。柏の胸肉が一番多い。豚肉、牛肉は脂身をカットして週1〜2回食べるくらいである。

白庭病院に里帰り 2020年05月12日

病気が発覚してからもう半年になる。PSA値はぐんぐん下がっている。 コロナ患者受け入れの関係で奈良県総合医療センターを追い出され(?)、白庭病院に戻ってきた。「しばらくです」と言うと、髭のY医師は最初何事かという顔をしていたが、紹介状を読んで、「わかりました」と言ってくれた。「うちで診ましょう」 いままでのPSAの推移をグラフにしたものを見せると、あまり下がっていないのかなあ、と最初思われたようだが、対数目盛であることに気がつかれたようで、よく下がっていることをわかってくれた。妻が「骨はいまどんな状態ですか?」と聞くと、PSAが順調に下がっている間は、骨にあるがん細胞もおとなしくしています、と言う答えだった。 「ただうちには骨シンチの設備がないからなぁ。CTで見ても(骨にあるがん細胞は)分かるには分かるんですが、色分けはできません」 奈良県総合医療センターなら骨シンチグラフィーの装置がある。まあ、ここへ来たのはコロナに感染しないための緊急避難的な意味合いもあり、いつでも奈良県総合医療センターに戻れるし、なんとかなるだろう。私は、本当は高精度なPSMA−PET(前立腺がんの特異的抗体を用いたPET診断。従来よりも高精度で再発・転移巣を検出できる)で診断してもらえれば一番うれしいのだが、この診断方法はまだ保険適用になっていない。 PSAがこれだけ下がっているから、(CRPCになるまでの期間をできるだけ長くするために)ザイティガの量を減らせられませんか? と訊ねたが、医者もそんなことは考えたことがなかったのだろう、中途半端なことはしないほうが良いとの答えだった。リュープリンを打った腕の腫れも見せたが、医師から対策は聞けなかった。また私がB型肝炎ウィルスの抗体を持っていて、N医療センターでその抗原ウィルスを監視してもらっていると話すと、「それもうちの内科で診ましょう」と言ってくれた。そこで、N医療センターの消化器内科の医師から紹介状をもらうよう、私が頼むことになった。 その日のうちに採血して、次は5月25日に診察。