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PSA下がる、ジェブタナ増量 2023年11月16日

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「調子はいかがですか?」 「いたって元気です。熱のでた日もなかったし。ジェブタナって、骨髄には厳しいかもしれませんが、それを除くと身体に優しい感じがします」 「そうですか。今日のPSAは2.296ですよ」 下がってる (^^  ジェブタナ投与後、初めてのPSA測定である。 下がっているけれども、 「ホルモン療法のようにストンと落ちませんね」と聞いてみた。 「ホルモン療法は第1回目にする全身治療です。抗がん剤は他の治療をやったあとにする全身治療ですからね。ただ、○○さんの場合、PSAだけでなく、病状を判断するのにPSAと画像、両方診ないといけません」 そうそう、この前の画像はひどかった。来年初めごろに撮る画像は良くなっていますように・・・ 「しかし、PSAが下がることを軽く見ているわけではなく、それはそれでたいへん結構なことです」 「そうですね。わかりました」 「では、骨髄関係の数値を見ていきましょう。ヘモグロビンも白血球数も下がっておらず、安定しています。なので、お昼からのジェブタナの点滴は「GO」です。それと、前回の投与量は、○○さんに貧血があったことを考えて標準量の6割としていました」 そうか、それで副作用らしい副作用が出なかったのかも。 「しかしジーラスタ(好中球減少症を防ぐ薬)が効いたのか、好中球の減り方も少なく、今回はジェブタナを1割増やして7割とします」 この増量に異論なし。増量してPSAをもっと下げたいところだ。 「今日のジェブタナ投与の効果を見たいので、一週間後、血液検査に来てください」 ということで来週は、4日後の月曜日にジーラスタの注射、水曜日に採血検査で病院に行くことになった。 (追伸) 今日はリュープリンの注射もした。私は立派な去勢抵抗性だから男性ホルモンの影響を受けない、こんな厄介なものはお断りしたい。注射してもしなくても一緒、とおもうのだけれど(-.-;)

CRPが下がった 2023年11月01日

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グラフは私のCRP (C-reactive protein) の変化を示す。 CRPとは身体の中の炎症の程度を示す値である。抗がん剤治療をしてるときは、PSAだけでなく、CRPの観察が必須とされる。 (参考)「マーカーとしてのCRPの臨床応用」(東京医科歯科大学) https://tmdu.tokyo/care/crp.html 今年01月05日から05月25日までゾーフィゴ&イクスタンジの治療をしたが、PSAが上がりっぱなしでまったく効かなかった。完全な去勢抵抗性がんである。「残るはドセタキセルしかありませんよ」と言われ、渋々ドセタキセル治療を始めた。始めたのがCRP=2.65と書いた06月23日、中止したのがCRP=1.16と書いた08月31日である。この間10週間。中止した理由は、貧血がひどくなったことと、画像診断の結果が悪く、「ドセタキセルも効いてないようです。カバジタキセル(ジェブタナ)に切り替えます。ドセタはもうやめます」と言われたからであった。 ドセタをやめてから、ジェブタナを開始するまでの8週間、つまり8月31日から10月25日まで、抗がん剤とおさらばして身体を回復させる期間に入った。 あとで考えると、この期間が勝負だったようだ。前半の5週間はCRPが上がり続けた。これを赤い矢印Aで示す。前回の日記 (2023年10月27日) で書いた(1)の現象が起こりまくった。熱が出て身体がしんどく、横になっているか寝込んでいる時間が多かった。 09月21日に輸血した。0926日にDWIBS検査を受け入た。10月05日の17.16をピークとして熱の出る日はなくなった。前回の日記 (2023年10月27日) で書いた(2)のモードに移ったようだ。身体も元気に動かせるようになった。そして、矢印Bで示すように、3週間後の10月25日にはCRP=1.85まで下がったのだ。 なぜ、10月05日をピークとして(1)のモードから(2)に移行したのか? 謎であるが、私の希望的な見方では、身体ががん細胞と何度も何度も闘ってくれた結果、とうとう身体の免疫力ががん細胞を抑えてくれた、勝利! ということか。  あるいは、抗がん剤はがん細胞にとって「毒」なので、毒を飲んでいつまでも生きていけるはずがない。抗がん剤投与中にCRPが上がったのは一時的な「フレア現象」であり、いずれがん細胞は壊