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PSAは測定限界値をキープ 2020年11月16日

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今日、白庭病院で教えてもらったPSA値は前回と同じく0.008。測定限界値で、これ未満の値は測定できないとのことだった。 主治医は、このまま行きましょう♪ の雰囲気。私は、自分の体の中に何億個かしらないが巣食っているホルモン感受性のがん細胞たち(HSPC)の中から、去勢抵抗性のやつら(CRPC)が勢力を伸ばしてくるのを阻止するのみ。そのためには、HSPCの増殖を食い止める抗アンドロゲン剤(私の場合アビラテロン)を飲み続けることはもちろん、CRPCに変異するのに必要なエネルギーをがん細胞に与えないように、極力、糖質を制限し続ける。 空腹時血糖値がだんだんと低下してきているのもうれしい。今日、久しぶりに100を切った(と言っても1だけ)。この100は、下のグラフに示すように、為替チャートで言えば下値抵抗線。なんとしても下に抜けて、できれば90くらいを維持したい。荒木裕医師は著書「ガンを自宅の食事で治す法」(三笠書房)の中で、「検査のなかで私たちが気にするべきは、血糖値だけです。」「ガンになりたくなかったら、空腹時も満腹時も二十四時間、(血糖値は)常に60を保ちなさい。上がってもせいぜい65~70ですよ」(65ページ)と云われる。私にとっては、最終目標とさせてもらうが、いま70という数値は厳しい。ともかく当面は90を目標にしたい。 ↑空腹時血糖値のグラフ 糖質制限ダイエットしているのに血糖値が100から110で高止まりしているのは、糖質摂取量が十分に抑えられていないことと、働き者の私の肝臓がグルカゴンホルモンの指令を受けて、蛋白質をもとに、せっせと糖質を作っているからと想像している(糖新生)。

散歩と朝食 2020年11月14日

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今朝も、起きたてにアビラテロン(ザイティガ)を4錠飲む。そのあと着替えをし、家の雨戸を開け放ち、家の周りの散歩に出る。各家の庭に咲く花などを見て歩くか、10分程度軽くジョギングする。この時季、マリーゴールドの黄色がよく目に入る。帰ってきてうちの庭を見ると、やはりマリーゴールドがあり、それに加えて背の高い藤袴(ふじばかま)が咲いている。 藤袴(ふじばかま) 庭に植えた露地植え用シクラメン 朝食作りの手伝いをする。 フライパンの上で木綿豆腐を崩す 卵と胸肉ミンチと彩り具材を入れる このように卵や胸肉の油でコーティングしてもまだ豆腐臭さが残るので、刻み生姜、山椒の実を振りかける。胸肉ミンチばかりだと飽きるのでちりめんじゃこに替えることも。 野菜ときのこの水煮。煮干&だし昆布のみの薄い味付け アーモンドミルク(砂糖不使用) 温めたアーモンドミルクに、ホエイプロテインとオリゴ糖とMCTオイルを入れてシェイクして飲む。まえは豆乳ヨーグルトを食べていたが、あまりにも大豆臭かったので、アーモンドミルクにした。 朝ご飯一式(アーモンドミルクはすでに飲んだあと) 左の皿は亜麻仁油大さじ一杯。上はゆで卵とミニトマトのサラダ。

採血、PSA値 2020年11月10日

今日は採血に白庭病院まで行ってきた。その日のうちにPSA値が出ないので、今日は採血だけ。診察は来週になる。 この白庭病院にいつまで通うのだろうと思うことがある。もし私に(あまり考えたくないことだが)PSA値上昇の兆しが出れば、おそらく主治医は、奈良県総合医療センターに移りなさいと言うと思う。治療実績も多く、いろいろな検査設備、治療設備が揃っている。 しかし、私の願望を云えば、奈良県総合医療センターに行くような羽目になりたくなく、この、薬をくれるだけの白庭病院にいつまでもかかっていたいのだが・・・

地中海食ダイエットは前立腺がんを予防する 2020年11月03日

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ヨーロッパ諸国で前立腺がんが特に多いのはスイス、ノルウェー、スェーデンとされている。いずれも酪農が盛んで、肉、乳製品を食べる国である。一方、地中海に面したギリシア、イタリア南部などでは前立腺がんは少ないとされている。それらの国の人々は日常、魚介類をオリーブオイルを使って調理する「地中海食」を食している。 地中海食の図解図(インターネットから取得)。よく使う食材ほど下の段に描かれており、めったに使わない食材ほど上の段に描かれている。 「より完全な地中海食は進行性前立腺癌を予防する」というスペイン・カルロス3世健康研究所からの研究報告がある。 “A more complete Mediterranean diet may protect against aggressive prostate cancer” (The Journal of Urology, 2018) https://www.eurekalert.org/pub_releases/2018-01/e-amc011018.php 豊富な魚、茹でたジャガイモ、全果物、野菜、豆、オリーブオイルを使い、果汁が少なめの地中海型(Mediterranean)の食事をする男性は、穏健型(Prudent)もしくは西洋型(Western)の食事をする男性に比べて、悪性の前立腺がんのリスクが低くなるようだ、というスペインからの研究報告である。 「筆頭研究者のBeatriz Perez-Gomez博士は述べています。『私たちの結果によれば、前立腺の悪性腫瘍の予防を目的とした食事には、魚、マメ科植物、オリーブオイルなどの地中海式食事の重要な要素が含まれています。果物、野菜、全粒穀物の大量摂取で十分とはなりません。』 研究チームは、スペインの7つの地域から集めた733名の前立腺がん患者と1,229名の健常者(平均年齢66歳)を対象としたMCC-スペイン研究のデータを解析しました。 スペイン人の3種類の食事パターン(西洋型(Western)、穏健型(Prudent)、地中海型(Mediterranean))に分類して評価しました。西洋のパターンには、大量の脂肪乳製品、精製穀物、加工肉、カロリー飲料、お菓子、ファーストフード、ソースの消費が含まれます。穏健なパターンには、低脂肪乳製品、全粒穀物、果物、野菜、果汁の消費が含まれます。