投稿

9月, 2019の投稿を表示しています

PSAを指摘される 2019年09月27日

薬(セルニルトン)は効かなかった。次の薬を出してもらおう、と決めて医者の前に座ると、いきなり「◯◯さんPSAが15.8ありました」と言われた。PSAって何? という感じだったが、聞いてみると前立腺癌のマーカーだと言う。「4以下が標準です。4〜10〜20と数値が高くなるほど癌の確率は上がります。どうします? 大きな病院を紹介しましょうか? それとも様子を見ますか?」わたしは、あまりにもとっさのことだったから、「様子を見ます……」と言った。 その日は排尿検査、超音波の検査があり、その場でグラフを見せてもらった。排尿の勢いがまったくない。次に出た薬は排尿経路を緩める薬(シロドシン)、二週間分だ。医院から帰っても、「まさか、自分が癌になるはずがない。きっと肥大だ」と繰り返した。

発端 ここから始まる 2019年09月20日

この1〜2週間で排尿感が極端に悪くなってきた。一回の尿の量が少なく、出したあとまだ尿が残っている感じでまたすぐにトイレに行きたくなる。他のことに集中できず、かなり不快である。泌尿器科に行って治してもらわなければ、とネットで家の近所にある泌尿器科をさがしてK泌尿器科クリニックを見つけた。 医者に会って頻尿現象、残尿感を訴えた。実は2、3ヶ月ほどまえから「逆行射精」(尿道が詰まり精液が膀胱に入ってしまう現象)を経験していたのだが、このことは医者の前では言えなかった。あとで思えば逆行射精がわかったときすぐに医者にかかっておけば、治療方法が今とまったく違っていたかもしれない。 その日は尿と血液を採られた。医者は「ノコギリヤシと同じ程度のゆるい薬を出しておきます」と言って薬(セルニルトン)を出してくれた。そんなゆるい薬でなく、本命の薬を出してほしいと思った。「◯◯さん、もうお歳なんだから。若い頃のような尿の出方には戻りませんよ」と念押しされた。 そのときは、前立腺肥大なので、いずれはレーザー手術かなにかで治してもらおう、とばかり思っていた。