白庭病院に里帰り 2020年05月12日

病気が発覚してからもう半年になる。PSA値はぐんぐん下がっている。

コロナ患者受け入れの関係で奈良県総合医療センターを追い出され(?)、白庭病院に戻ってきた。「しばらくです」と言うと、髭のY医師は最初何事かという顔をしていたが、紹介状を読んで、「わかりました」と言ってくれた。「うちで診ましょう」

いままでのPSAの推移をグラフにしたものを見せると、あまり下がっていないのかなあ、と最初思われたようだが、対数目盛であることに気がつかれたようで、よく下がっていることをわかってくれた。妻が「骨はいまどんな状態ですか?」と聞くと、PSAが順調に下がっている間は、骨にあるがん細胞もおとなしくしています、と言う答えだった。

「ただうちには骨シンチの設備がないからなぁ。CTで見ても(骨にあるがん細胞は)分かるには分かるんですが、色分けはできません」

奈良県総合医療センターなら骨シンチグラフィーの装置がある。まあ、ここへ来たのはコロナに感染しないための緊急避難的な意味合いもあり、いつでも奈良県総合医療センターに戻れるし、なんとかなるだろう。私は、本当は高精度なPSMA−PET(前立腺がんの特異的抗体を用いたPET診断。従来よりも高精度で再発・転移巣を検出できる)で診断してもらえれば一番うれしいのだが、この診断方法はまだ保険適用になっていない。

PSAがこれだけ下がっているから、(CRPCになるまでの期間をできるだけ長くするために)ザイティガの量を減らせられませんか? と訊ねたが、医者もそんなことは考えたことがなかったのだろう、中途半端なことはしないほうが良いとの答えだった。リュープリンを打った腕の腫れも見せたが、医師から対策は聞けなかった。また私がB型肝炎ウィルスの抗体を持っていて、N医療センターでその抗原ウィルスを監視してもらっていると話すと、「それもうちの内科で診ましょう」と言ってくれた。そこで、N医療センターの消化器内科の医師から紹介状をもらうよう、私が頼むことになった。

その日のうちに採血して、次は5月25日に診察。

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