ダロルタミド(ニュベクオ) 2024年10月05日
2024年09月11日にしたSingh先生とのオンライン面談の続き:
「ホルモンに関してどんな治療をしてますか?」
「リュープリンと、デノスマブ(ランマーク)をやっています」
「テルビウム治療が終わったら、経口ホルモン剤も考えましょう。アビラテロン、エンザルタミド、ダロルタミドなど。とくにダロルタミドがおすすめです」
私がアビラテロンもエンザルタミドも効かない去勢抵抗性になっているのをご存知のはずだが、Singh先生の意図はどこにあるのか? テルビウムの治療間隔が8週間あるのでその間のつなぎとして考えているのか? そもそもダロルタミドはこんな去勢抵抗性がんに効く?
いずれにしてもSingh先生のおっしゃることは絶対なので、ダロルタミド(商品名ニュベクオ)を検討することになった。薬はもちろん日本で用意し日本で服用する。ただダロルタミドは遠隔転移のある場合、ドセタキセルとの併用でなければ健康保険が適用されないので、ドセタタセルも復活させることになった。抗がん剤はできるだけ身体に負担が出ないように低容量にします、具合が悪くなったらはすぐにやめます、という主治医の方針である。
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