PSA、また上がる。 2021年08月30日

今日は診察日。

「下がっていてくれよ」と手を合わせながら医者の前に座った。

医者は「上がってますわ~」と残念そうに言う。「0.014」です。

プラス0.002である。予想していた範囲の上の端だった。

「なぜですかね?」

「そろそろ薬の効きが悪くなっているようで・・・」

要するに去勢抵抗性に近づいているということ。グラフを見れば明らかだ。

「しかし、次の手を打つ、というところまでは行っていません。まだまだ低い値です。大丈夫です。様子を見ましょう」

「様子見」と言うが、これから0.2、1.0・・・と上がってくればどんなことになるか・・・。私の命がかかっている。

さて、標準のホルモン治療以外で、今までやった対策を振り返ってみよう。

1.糖質摂取は1日60~80gとする。特に夕食は炭水化物を控える。--発病以来ずっとやってきたことだ。これは健康維持のためにもずっと続ける。

2.有酸素運動や筋トレをする。特に、寝る前に運動する。これも続ける。

3.MCTオイルを積極的に摂る。いままで寝る前に15mlだけ飲んでいた。これでは少ないと思うので、昼食後、夕食後、寝る前と3回に分けて10~15mlずつ飲むことにする。合計30~45mlだ。こうしてケトン体を多量に出す。

このMCTオイルの寝る前の摂取を初めて実施した夜、夜間排尿回数が、いままでの3~4回から1回に減った(2021年06月09日の日記に書いたとおり)。おそらく前立腺がん細胞はケトン体という異物が入ってきたので、びっくりして凍りついたのだろう。しかし2~3日経つと、夜間排尿回数は元に戻った。がん細胞は賢いやつで、新しい環境にすぐに慣れるようだ。

しかし、ケトン体を産生することは健康にも良いので、続けることにする。

4.2日に一回、スーパー銭湯に行く。これも続ける。行ったあと数時間は、膀胱や前立腺が柔らかくなった感じがして、排尿の調子が良くなる。前立腺がん細胞も熱さでぐったりするのだろう。

5.お尻を温める。これは冬~春とやっていたが、この夏の間、さぼっていた。

思い返すに、私が前立腺がんを発病したのも2年前の9月だった。夏の間、薄い格好でろくに布団も被らずに寝ていた。低温の好きながん細胞が一気に増えて、リンパ液から血液を伝わって骨にまで散らばったのだった。

これからはいかに寝苦しい暑い夜でも、少なくともお尻だけは温めよう。


↑温度調節器(左)とタイマー(右)。
これに電気ヒーターをつないで、お尻の下に当てて寝る(夏でも)。

↑電気ヒーターを椅子に置く。

↑その上にクッションを置いて座る。

座っている時間は一日のうち結構長いので、これは効果あるかも。ついでに私の自動車も、座席にヒーターの付いたグレードを買っている。

座っているとき、寝ているとき、風呂に行っているとき、ずっとお尻を温め続けたその晩、排尿の切迫感が減り、夜間排尿回数は見事、1回になった。でもすぐに3回に戻ったが。これからは24時間態勢でお尻を温め続けるつもりである。

1ヶ月後の次回こそ、0.008に落ちろなどという贅沢は言わないので、PSAが少しでも下がってくれることを祈る🙏




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