ジェブタナまた延期 2024年02月08日

「いかがですか?」

「6日の朝と夕方に熱が出ました。どちらも38度超えです。39度までいきました」

瞬間的に40度あった。これだけ発熱するとさすがに身体はしんどい。

私の場合、熱が出ると決まってCRPが上がる。朝の血液検査の結果、CRPが20.8と、今までの記録を更新した(CRPは血液中で2〜3日間、値を維持するそうだ)。


医者は、今までの数値、画像をひととおり見ながら、「はじめ発熱性好中球減少症を疑いましたが、好中球はそんなに減っていない。感染症もあるかと思い抗生剤を投与しましたが、炎症は収まらなかった。何度もCTで調べたんですが異常は見られなかった。腫瘍熱の可能性が大きいです。しかし腫瘍熱でこんなにCRPが上がるのも珍しい」

腫瘍熱はがん細胞または周辺の免疫細胞が産生する炎症性サイトカインが視床下部を刺激することより生成する熱と言われている。

医者は考えあぐねた末、言った。

「このようなCRP高値では抗がん剤は打てません」

抗がん剤さえ打てば熱は出なくなるしCRPも下がること明らかなので、私は打ってほしかったが、抗がん剤を休むことで、骨髄をいたわることができる、というメリットがある。

「ナイキサン飲んでますか?」

「熱の出たときに飲みます。熱が引くと飲むのをやめてます」

「では、抗がん剤は今日は保留して、来週の13日(火)まで毎日、熱があってもなくても1日2回ナイキサンを飲んでくれますか? 13日にもう一度来ていただいて、血液検査して、それから(抗がん剤を再開するかどうか)決めましょう」


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