長い入院生活 2024年01月12日

去年の12月28日に貧血でフラフラになりながらジェブタナを打ちに行ったら、「そんな状態では抗がん剤どころではありません。即入院してください」と言われ、車椅子で12階の病室へ。

CTを撮ったら何も映らなかったのだが、CRPが19もあったので、がんでなく、何か細菌由来の炎症ではないか、がんだけでここまでCRPが上がるか? と疑われ、ペニシリン系の抗生剤タゾピペを8時間おき、1日3回、2週間にわたって投与した。その間、朝方になると、決まって発熱した。低いときで37度台、高いときで38度台あった。熱が出た割にはしんどさは感じなかった。そして2週間目の1月11日、抗生剤の投与を中止し、再度CT検査を行ったが怪しい影は映らない。

やはり骨に巣食っているがん由来の熱(腫瘍熱)か、ということになり、非ステロイド系抗炎症薬ナイキサンという薬を処方された。これで熱は36度台平熱に下がったので、やはり腫瘍熱が主体であったことが確認された。

しかし血液検査の結果PSAは、意外にも、あれだけ腫瘍熱が出ていたのにもかかわらず4.832から3.86に下がっていた。

主治医はこの勢いを利用してジェブタナを続けましょうと、来週抗がん剤再開の予定を入れてくれた。

抗生剤を投与した2週間は無駄だったのかとも思ったが、結果的にPSAが下がったので、良しとする。身体の中の悪い細菌を駆逐してくれた、と信じて。長い入院で沢山いる看護師の顔も、一部名前も覚えてしまった。



病院から見た大阪城


元旦、おせち料理


ただ、免疫力の要である腸内細菌まで駆除されたのは残念ではあるが、また育てていけば良いと割り切ることにした。ミヤBM錠、ビオフェルミンR散を処方してもらっているし、毎食後ヨーグルトをたっぷり食べている(持参のオリゴ糖を混ぜて)。病院食は炭水化物が多い割には油が少ないので、オリーブオイルも持参した。

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