検証 2023年07月06日

 今日は抗がん剤の第1クルー(1回目と、一週間後の2回目の投与)が終わったあとの検証の日。

「骨髄抑制を示す数値は出ていません」

血液検査を確認したところ、赤血球や貧血を示す数値はいつもと変わらず、好中球もいつもと変わらず、リンパ球は少し落ちた程度、全体としていつもの数値だ。

「PSAはほとんど横ばいです」

本当は12から1上がっているけれど、医者が変わらないと言うのだからそう思っておこう。でも、この低用量抗がん剤、本当に効いているのかな?

「PSAを下げようと、もっときつい処方もできるのですが、身体がひどくダメージを受けますから。PSAは長い目で見てください」

「分かりました」

がんが去勢抵抗性となって動き出した以上、もう治ることはない。下手したら、つまり抗がん剤が効かなかったらあと1〜2年だ。だから、私としてはPSAがこのまま横ばいで抑えられ、これ以上の遠隔転移が極力防げたらそれで充分であると思うことにしている。いまは栄養をよくとって体力をつけることである。運動もして筋肉を落とさないようにする。

「今日の検査の目的は骨髄抑制の程度を見ることであって、問題ないということがわかりましたので、次のクルー(3回目と4回目の投与)に入りましょう。次も入院されて、身体の様子を見させてください」

また8日間の入院である。入院は最初の1クルーだけと聞いていたのに。。。こう言われたら仕方ない。

「分かりました。では一週間後にまたよろしくお願いします」

コメント

  1. こんにちは。akibaです。ご無沙汰しています。低容量ドセタキセルとは、標準治療のそれの何分の1くらいなのでしょうか?低容量でも入院が必要だと聞いて驚いています。

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