また放射線腫瘍科のお世話になることに・・・2022年09月22日
「調子はいかがですか」
「尿の勢いはまだ弱いです。でも今日は検尿カップに90ccとれました。放射線治療直後は40ccしかとれなかったのに」
「夜間排尿回数は?」
「2〜3回、良いときは1回ですね」
「放射線治療前は?」
「2回でした」
「少しずつ良くなってますね」
でも、前立腺肥大の薬シロドシンとべオーバは継続することになった。
次に、主治医は血液データを見ながら、PSAは0.094です、と言った。
「えーっ!」
てっきり下がっていると思っていたのに。
「0.071の上昇です」
どうして上がったんだろう。
「ザイティガをやめたので正常な細胞がPSAを出しはじめたことないですか?」
「いや。○○さんはいまリュープリンを打っているので、それは考えにくい」
2週間前(9月9日)に撮ったDWIBSの画像を見せてもらった。
読影の内容は、『左腸骨に高信号があります、前立腺全体に信号が残っています、(放射線治療済の)左恥骨の信号は消えています』だった。
「前立腺全体に信号が残っているのは、放射線を当ててまだ間がないから仕方ないです。問題は左腸骨です」
主治医はしばらく考えていた。
「前、ザイティガは何錠飲んでましたか?」
「1日4錠です」
ザイティガを減薬して再度処方するつもりだろうか? またザイティガで副腎が痛めつけられると思うと、たとえ2錠でもそれは遠慮したい。
そもそも、2019年冬の発病当時、骨シンチで見れば前立腺がんの病巣がたくさんあり(多発性骨転移)、左腸骨にも病巣があった(2019年12月10日の日記の一番右の写真(背面)の左骨盤のところ)。ところが2022年4月15日のDWIBS検診では左腸骨も含めてほとんどのがんが消えていた。なぜ今また現れたのか? ザイティガをやめて1か月になるが、この1か月で腸骨にいるがんのやつらが勢いを盛り返してきたのだろうか?
「放射線治療しましょう」
そう、抗アンドロゲン剤よりも、ピンポイント照射で根こそぎ治してもらうのが良い。
左腸骨1か所で済めば良いのだが・・・これよりほかに、出てくるなよ🙏
しかし1か所だけ見つかってよかった、とも言える。PSAのみ上がってがんの居場所がわからない人もいるし、以前の私がそうだったように多発性骨転移の人もいる。
また、当院の放射線腫瘍科のお世話になることになった。今月29日に予約を入れた。
ランマーク注射もした。デノタスチュアブルも処方された。左腸骨のがんを標的放射線治療するまで、ランマークによる破骨細胞への抑制が効いて、これ以上がんが広がらないことを祈る。
今日は朝早く出かけて、家に戻ったのが午後2時。疲れた。
その夜から、左の腰裏に炬燵を置いて寝ることにした。起きているときも可能であれば腰にヒーターを巻くことにした。温めることにより、標的放射線治療開始まで、がんの勢いを少しでも抑えておきたい。
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