投稿

8月, 2023の投稿を表示しています

そろそろ頭打ちかな 2023年08月31日

イメージ
「そろそろ頭打ちですかね」と主治医の言葉。 PSAは8月3日測ったものが19、今日8月31日測ったものが19で変わらず。 「今までずっと上がってきてましたからね」 ドセタキセルが効いていないと言われることを一番おそれていたが、頭打ちと言われてややホッとした。 「しかしなかなか下がりませんね。」 「ドセタキセルEEは通常の2/3くらいの用量を、2回に分けて入れていますから」 その代わり身体への影響も少ないというわけだ。といっても私の場合、きっちりと消化器系に来ているわけだが。 今日点滴をするので、これから一週間は苦難が続き、その後の一週間は割と楽になる。 そして次のクルーに入る。いったい今後何クルー続くことやら・・・

消化器症状 2023年08月24日

低用量ドセタキセルEEの投与は5回が済み、今日が6回目になる。 4回目までは何ともなかったのだが、5回目の投与で不快な副作用が現れた。 「体調はいかがですか?」 「はい、胃腸がやられてしまって消化が遅い、胃がもたれる、吐き気、便秘、下痢が続く、と最悪の2週間でした」 実際、胃の調子が極端に落ちて、硬い物を受け付けず、いままで好んで食べていた野菜サラダが食べられなくなった。ミキサーにかけて擦りつぶしてならなんとか食べられる。肉類も魚もよく噛まないと食べられないし、食べてもあと味が悪い。皿に盛られたサラダチキンを見ても箸が動かない。刺激のある物も受け付けず、酸味の強い果物もだめ、コーヒーも煎茶もだめ(ルイボスティーはOK)、そして甘いお菓子、例えばSUNAOのビスケットやZEROのアイスバーが食べられない。 そして四六時中の下痢。これからもこんな状態が続くのは耐えられないので、「胃腸へのダメージを抑える治療薬を下さい」と言うと、下痢を抑える薬「ロペラミド」と胃酸の分泌を抑える薬「エソメプラゾール」を出してくれた。 ところで、私は発病以来4年間ずっと糖質制限食を摂ってきた。しかし抗がん剤で消化器系の機能がここまで低下すると糖新生が身体中で頻発し、筋肉が減って骨と皮だけの人間になりそうである。実際、体重が減っている。そこで、糖質制限食を中止し、カロリーが摂れる普通の食事に戻すことにした。 しかし、いきなりGI値の高い白米や精製小麦に戻すのには抵抗を感じ、主なカロリー源を「もち麦粥」または「ZENBヌードル」とし、食物繊維も、主にこれらから摂ることにした(糖質制限中は食物繊維を大量の野菜、海藻類から摂っていた)。あと、高カロリー高たんぱく質のコンパクト栄養補助食品アイソカル100も始めた。医療、介護現場でよく使われている。下のリンクに佐藤のりひろ医師の紹介がある。 https://www.youtube.com/watch?v=xvjL3L7E0wI PSAは前回(08月10日)の診察のときもそうだったけれど、今日も測定してくれなかった。理由は聞かなかった。

コロナ感染 2023年07月19日

2度目の入院になる。 ほんとうは2クルー目から抗がん剤点滴は外来でという約束だったが、主治医の判断でまた入院することになった。 最初の点滴は無事に終わり、一週間後の次の点滴を待っているときに事件は起こった。 3連休の初日の15日に、隣室にコロナ・オミクロン株が持ち込まれたようだ。3日の潜伏期間を経て私に感染してしまった。災難である。 申し訳ありませんがただちに病院を退院してもらえませんか、抗がん剤投与は一回スルーになります、と言われた。 (追伸) 次の低用量ドセタキセルの投与は8月3日に行った。 私にとってこの一回パスが辛かったようだ。低用量ドセタキセルが効いていたと思うのに、一回パスのせいか、コロナで体力が落ちたせいか(両方だと思う)、8月3日時点でPSAが13から19と大きく上がってしまった(しかし医者はPSAが高くなっても、抗がん剤治療などでそのまま落ち着けばよいという考え方のようである)。