また3箇所出た、ゾーフィゴ投与決定!

造影CTスキャンの結果は、内蔵もリンパ節も転移なしとのこと。これには胸を撫で降ろした。

しかし、骨シンチの結果、骨盤の中に3〜4箇所見つかった。



2022年12月08日に撮った骨シンチ

左腸骨の緑の丸はすでに放射線を当てたところで、骨シンチグラフが単に反応したのかもしれない。上の2つの赤い丸が仙骨付近に見つかった骨転移がん。下の赤い丸もある。しかもPSAは0.44と、前の0.12から大幅に上昇した。

ちょうど3年前2019年12月10日の骨シンチグラフィの画像と見比べてみる。


2019年12月10日の骨シンチ


3年前も仙骨付近の同じ場所から信号が出ている。なのでいま新しく発生したがんではないようだ。ザイティガを飲んでいたときは死んだふりしていたがんが、ザイティガをやめたのをきっかけに現れたようだ。それにしても、3年前右肋骨に2箇所大きいのがあったが(いまのところ)消えている♪

主治医「これが1箇所だったら放射線を当てるのですが、3箇所見つかり、他にも小さいのがあるかもしれないので、全身に効くゾーフィゴで行きましょう」

たしかにあちこち出てきて「多発性」になったら非常に困る。

ゾーフィゴはラジウム223を血管に注入すれば骨に定着してアルファ線を出してがん細胞をやっつける、という薬。アルファ線の届く距離は0.1mm未満と短く、正常細胞に影響を与えることは少ない。

「ゾーフィゴはPSAを下げる作用はないので、これからもPSAが上がってくるようであれば、イクスタンジを処方します。上がらないようであれば、(イクスタンジは)なしでいきます。イクスタンジは倦怠感という副作用があります」

「ザイティガはだめですね?」と確認した。

「ゾーフィゴとザイティガはいっしょに使えないです。そういう臨床試験の結果が出ています」

「わかりました」

イクスタンジのような抗アンドロゲン剤はできれば遠慮したいが、PSAが上がってくるようであれば仕方ない。しかしPSAがこれ以上上がらないのが一番である。

来年1月5日にゾーフィゴの1回目を静脈注射することになった、それ以後1か月おきに投与し、合計6回投与する。効いてくれればよいが。

ラジウム223は便といっしょに排出される。便秘などありませんか、と聞かれた。あれば便秘薬を処方します。大丈夫です。

来年1月20日ごろ診察があるので、そのときのPSAに注目だ。

(1)良いパターン ゾーフィゴ静注してPSAはあまり上がらない、または下がっていく。

(2)まあまあのパターン ゾーフィゴ静注してもPSAは上がり続ける、イクスタンジを飲んでなんとか下げる。

(3)悪いパターン 考えていない。

「先生、ALPはこんなに下がっているのですが」と数値を見せた。

「ALPは骨以外の要因でも動きます」

「…」

とうとうゾーフィゴを使うときが来たかぁ。効いてほしいが、運を天にまかせるしかない🙏

追伸:このごろお菓子やケーキを食べることが多くて、ケトジェニックな身体を目指すのはもう無理と思っていたら、2022年12月20日尿中にケトン体が検出された。今年の4月08日いらい8ヶ月ぶりのことだ。運動の機会を増やしたおかげか。ケトン体とがんとの関係はよくわからないが、健康のためには良いと思っているので(糖尿病患者は別)、ケトン体検出がこれからも続いたら良いなと思う。

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