また3箇所出た、ゾーフィゴ投与決定!
造影CTスキャンの結果は、内蔵もリンパ節も転移なしとのこと。これには胸を撫で降ろした。
しかし、骨シンチの結果、骨盤の中に3〜4箇所見つかった。
主治医「これが1箇所だったら放射線を当てるのですが、3箇所見つかり、他にも小さいのがあるかもしれないので、全身に効くゾーフィゴで行きましょう」
たしかにあちこち出てきて「多発性」になったら非常に困る。
ゾーフィゴはラジウム223を血管に注入すれば骨に定着してアルファ線を出してがん細胞をやっつける、という薬。アルファ線の届く距離は0.1mm未満と短く、正常細胞に影響を与えることは少ない。
「ザイティガはだめですね?」と確認した。
「ゾーフィゴとザイティガはいっしょに使えないです。そういう臨床試験の結果が出ています」
「わかりました」
イクスタンジのような抗アンドロゲン剤はできれば遠慮したいが、PSAが上がってくるようであれば仕方ない。しかしPSAがこれ以上上がらないのが一番である。
来年1月5日にゾーフィゴの1回目を静脈注射することになった、それ以後1か月おきに投与し、合計6回投与する。効いてくれればよいが。
ラジウム223は便といっしょに排出される。便秘などありませんか、と聞かれた。あれば便秘薬を処方します。大丈夫です。
来年1月20日ごろ診察があるので、そのときのPSAに注目だ。
(1)良いパターン ゾーフィゴ静注してPSAはあまり上がらない、または下がっていく。
(2)まあまあのパターン ゾーフィゴ静注してもPSAは上がり続ける、イクスタンジを飲んでなんとか下げる。
(3)悪いパターン 考えていない。
「先生、ALPはこんなに下がっているのですが」と数値を見せた。
「ALPは骨以外の要因でも動きます」
「…」
とうとうゾーフィゴを使うときが来たかぁ。効いてほしいが、運を天にまかせるしかない🙏
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