血管新生をさせない食べ物 2022年09月08日

放射線治療で前立腺がんと骨転移がんを制御できたら、 がんの再発(私の場合は再燃)を防止することが次の目標になってくる。

がんが微小なうちはほとんどが免疫細胞(キラーT細胞)に食い殺されるので、免疫力をつけることが大事だと思っていた。それもあると思うが、佐藤のりひろ外科医のYOUTUBE解説動画

https://www.youtube.com/watch?v=8MzTGNhh6CU

を見ると、微小ながんは近くの血管から栄養を摂るために、細い血管を作って引き込む。これを「血管新生」と言う。血管が通れば、がんは血液から栄養を摂取して盛んに分裂を始める。がんが好む栄養とはグルコースのことだろう。血管を作れなかったがんは死んでいく。

そこで、血管新生をさせないことが、がんの再発防止のために重要になってくる。佐藤先生によると、がんの血管新生を阻害する食べ物があるそうだ。それは、にんにく、大豆料理、およびベリー類である。もちろん信頼できる研究結果を根拠としている。

私の場合、にんにくはオリーブ油とともに料理に必ず使い、黒にんにくも毎日食べているし、ブルーベリーや苺は毎朝ヨーグルトに入れて食べている。ブルーベリーサプリも飲んでいる。大豆料理には、豆腐、納豆、味噌、無調整豆乳などがあり、いずれも好んで食べている。大豆プロテイン粉末も豆乳とともに毎朝コーヒーに入れて飲んでいる。


大豆を食べればイソフラボンが摂れる。腸内細菌の力でイソフラボンから天然の抗アンドロゲン剤と言われるエクオールを産生できるかどうかが要点となる。日本人の半数は、イソフラボンからエクオールを産生できないと言う。このあたり2020年10月26日の私の日記「大豆食品+腸内細菌」に詳しく書いた。エクオールの産生能力もがんの再発率に関係してくるかもしれない。

これから、再発防止のために頼れるものはRH-LH製剤と食事と運動しかない(アビラテロンをやめたので)。

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