PSA 仰天の上昇! 2021年11月26日
医者は「えーと、えーと」と言って操作しながら、最後に数値を画面に出した。
私は「ひぇーっ?!」と叫ぶ。0.032。前回(2ヶ月前)の倍だ。
「私も驚いています」と主治医。「いまの薬(ザイティガ)がだんだん効かなくなっている。将来、イクスタンジに変える、そして抗がん剤を打つ。そういった流れを考えておいてください」
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この文書を書いている時点は、2日後なので、やや冷静を取り戻している。
いままで1ヶ月半ごとにPSAは0.002ずつじわじわと上がってきた。これは薬がだんだん効かなくなってきている証拠である。
ところが今回、2か月で0.016も上がった。完全なスピード違反である。なぜこんな急に上がったかのか考えると、寒さによる体力の低下、体温の低下、ひいては免疫力の低下ががんの増殖を加速したからだと思っている。
(1)免疫力の低下を裏付ける事柄は、採血した一週間前に風邪をひいたことである。軽い喉風邪で、熱も出ず、自然に治ったが、普段風邪をひかない私が風邪をひいたということは、やはり免疫力が落ちていたのだろう。新型コロナ感染であったかも?
(2)夜間排尿回数が増えたこと。夏は平均2回だった。10月25日の診察のとき、「このごろ急に寒くなって、排尿回数が増えているのです」と問えば、医師から「歳のせいですよ。排尿感とがんの増え方とは関係ありません」という言葉をもらったが、私の場合、やはり疑わしい。がんの増え方と排尿感とは大いに関係有りだと思う。
詳しく言うと、10月中旬ごろから寒くなり始め、排尿回数が目に見えて増えてきた。11月になっても、この回数は増えこそすれ、減ることはなかった。朝のコーヒーを飲んだあとの排尿回数は夏だったら2〜3回だったのが、4回になった。夜間排尿回数は、夏だったら2回だったのが、いま3〜5回、ほとんど2時間おきになっている。おかげで寝不足である。最近の11月12〜13日に、片道150kmの龍神温泉ドライブ旅行に行ったが、旅行計画をたてている時、途中にサービスエリアや道の駅があるかどうか、あるとしたらそれらの間隔がいくらかを必死で調べている自分がいた。
結局、寒さ→体温の低下、免疫力の低下→がんの増殖→PSAの上昇、結果としての排尿回数の増加、という図式が想定される。
食事内容など生活習慣の改善も、がんの予防には良いと思うが、治療に対しては、効果が見えてこない・・・。
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