PSA下がる♪ 画像診断結果も○ 2021年03月08日

電光サインに私の番号が出た!

ドアをノックして開ける。

 --上がるなよ。下がっていてくれよ。

「○○さん、おはようございます。前の2回でPSAが上がり続けました。今度は下がってますよ。0.010です」と画面を見ながら主治医が云う。

 --やったぁ!

「実はこの間にやったことがあるんです」と私。

主治医は、大きなお腹を回しながらパソコン画面からこちらに顔を向けた。

「寝る前の筋トレです」

意外な答えだったかもしれない。

「それも効いたかもしれませんね」

と言いながら医者は信用していない。筋トレでPSAが下がるなんて、ありえないと思っている。医者なら普通そう思うよね。でも、ワールブルク効果を思い出してほしい。寝る前に筋トレをして血糖値を下げて寝たので、夜中がん細胞がブドウ糖にありつくことができず、やつらの活動量が低下したと私は考えている。

今日の結果は、私のこれからの病状変化の方向を決定づけると云ってよいほど、すごく大事なものだ。

「これ以上、上がるようだと次の手を考えるところでした」

たぶん、薬を代える提案だろう。しかし、薬を代えてもあまり効果を望めないことを私は知っている。ともかく今回0.010に下がったのでその線はなくなった。

本当は0.008(測定限界)を期待していたのだが、0.010でも良しとしなければ・・・。0.008は次の目標だ。

「次に画像診断の結果ですが」

と云って、CT画像を見せてくれた。「内臓とリンパ節はまったく問題ないです」

肺の画像を見せてもらったが、何がどうなっているのか全くわからない。

「肝心の骨ですが・・・前回より軽減しています」

これも、明らかに白くなっているようなところはないようだが、素人の私にはよくわからない。主治医でさえ、画像の変化が乏し過ぎてか、はっきりと特定できないようである。

放射線科の医者が書いた検査報告書をもらったので、前回の検査報告書(2020年8月17日付けの日記に掲載)と読み比べながら、ここに転記してみる。

頭蓋骨について:前回「左前頭骨に硬化性変化が認められます」という報告だったが→今回「左前頭骨の硬化性変化は軽減しています

胴体の骨について:前回「右第5および7肋骨、胸骨体部、寛骨に硬化性病変が認められます。仙骨の病変は同定できません」→今回「右第5および7肋骨、胸骨体部、寛骨の硬化性変化は軽減しています」(寛骨とは骨盤内の骨。腸骨、恥骨、坐骨をいう)

結局、主治医の言葉によると、「これ以上の転移もなく減少傾向に転じています」ということである。うれしい言葉である♪

以上が今日の報告である。これから考察していきたいことがいっぱいあるので、次回以後、連載していきたいと思っている。ともかく今日は良かった♪


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