画像診断 2020年08月17日
白庭病院に行って血液検査とX線CTの結果を知らせてもらった。PSAは0.009だった(前回は0.011)。検査システムの検出限界が0.008だそうで、あと一息のところまで来た♪ PSAのグラフを対数目盛で示す。
次にX線CTの結果を画面を見ながら説明してもらった。
去年の秋(10月24日)に見えた「骨盤内リンパ節腫大」は消えていた。
骨については、X線CTの検査結果であるが、去年の秋(12月03日)に奈良県総合医療センターで発覚した「前頭骨右半分を中心とする頭蓋骨全般に多数の大小様々で集積程度も様々なabnormal hot spotあり」というやつらは、X線CTで頭蓋骨を見る限りでは、ほとんどなくなっていた。ただし、左の頭蓋骨に1箇所白っぽいところがあった……。同じく発覚した肋骨などへの転移は、右肋骨の2ヶ所に白く残っていた。胸骨1箇所と骨盤内の3箇所も残念ながら残っていた。「広がりはみられず、新たに転移もありません」と医師。しかし、小さくなっている、とは言わなかった。
あとで放射線科からの「所見」をもらったのでそのまま転記する。
「左前頭骨に硬化性変化が認められます。右第5および第7肋骨、胸骨体部、寛骨に硬化性病変が認められます」
がんの縮小で思い出したのが癌克人さんの「闘病記」
http://home.384.jp/gankoku/fight/fight.html#7
「7.経過」の中に骨シンチの経過報告がある。転記すると、
「多発性骨転移から半年後:60%位まで改善、 1年後:40%程に改善、 1年半後:腰椎、骨盤以外ほぼ消えた、 2年後:腰椎、骨盤もわずかに残っている感じ、 2年半後:腰椎にかすかに残っている気配、 3年後:ほぼ完治の状態、 3年半後:完治の状態」
と、骨の中の癌がなくなるまで3年〜3年半かかっている。私も癌克人さんと同じように消えていってほしい(願)。
さて、2020年08月04日の日記に書いた「ALPが再び上昇」した件については、今回は249に下がっていた(前回は335)。ここの医師に訊ねたところ、ALP(アルカリホスファターゼ)のそのくらいの変動はあり得ることで、今日のALPのデータが下がっていることでもあり、気にすることはないだろう、と言うことだった。実のところ、骨の中のがん細胞がついに去勢抵抗性になって造骨攻勢を仕掛けてきたのか、と内心、気が気でなかったのである。しかしPSA値が下がっているのに、骨に残っているやつらだけが反抗する、というのは、あるかなぁ? と思う。とりあえず今日ALPが下がってほっとした。ALPのグラフをのせる。
妻と、日光にさらされて焼けた車に乗り込み、1ヶ月半分のアビラテロン(ザイティガ)をもらいに薬屋さんに行く。
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