悪いことは想像しない 2020年04月14日
去年の11月癌が発覚したとき、S病院で「 GS9、超高リスク、ホルモン治療だけでは難しい、早期に化学療法! 」と言われ(2019年 11月09日 の日記)、眼の前が真っ白になった。その後、奈良県総合医療センターの医師に「わたしは(ドセタキセルは)6回やります」とか、「いまの薬が効かなくなっても次の薬がありますからね」とか脅かされた。そして「頑張ってください」の言葉を浴びまくった! 自分の未来の姿を想像してみた。 カソデックスは3ヶ月で効かなくなり、抗がん剤のドセタキセルを打つ。副作用に苦しむ。抗がん剤で数ヶ月の延命効果はあったが、それも効かなくなる。骨があちこち痛みだし、緩和放射線を当てる。車椅子になる。今度はゾーフィゴを試すが、骨の増悪はやはり止まらない。そのうち全身動かせなくなって、寝たきりになる……。 しかし、悪いことばかり考えていると、本当にそうなるのがこの病気である。そこで、 癌が悪化した人のブログや動画は極力見ない ことにし、よい情報ばかり取り入れるように努めている。例えばホルモン治療がうまくいって治った人の本やブログを読むとか、科学的根拠のある食事療法や栄養療法の本を読む、動画を見るとか。 いままでのPSAの推移を見ると、いまの時点では、最悪のシナリオは回避できているようだ。推移のグラフをのせる。上が直線目盛のグラフで、これだと細かいところが読み取れない。下のように縦軸を対数目盛にすると読みやすいと思う。