PSMA治療中断 2025年02月18日

Shingh先生:「PSMA治療を5回続けてきましたが赤血球、白血球、血小板は正常値、腎臓、肝臓も正常。内臓に転移なし、ただPSAは40のまま横ばいです。あと1回、三月にTbなりAcなりで治療して、その後治療をおやすみして様子を見ませんか?」と勧められた。 私としては、PSAが下がらなかったのが残念だった。三月にTb治療してもPSAは下がらないだろうし(Acなら下がるかも)、その後、治療を打ち切れば2ヶ月したらまた上がってくる。そのたびに、保険の効かないPSMA治療を再開していると破産してしまう。 そこでShingh先生からヒントをもらった三剤併用ホルモン療法をShingh先生に提案してみた。 「いまTb放射線の出ているうちに、 ドセタキセルを点滴します。そして ニュベクオを服用開始すればどうでしょうか」 これで一定期間、がん細胞を抑えてくれることを期待する。ニュベクオは日本で保険が効きそうである。 「治療法を変えてみること、それは大変良い考えです」とShingh先生は賛成してくれた。「その新しい治療の結果、またPMSA治療を検討されるときはご連絡ください」 「了解しました」 同じ会議で神戸の主治医からShingh先生への質問:「PSAを判断するのに、ドセタキセルを何回やれば良いでしょうか」 「普通4回から6回ですが、この場合2回でしょう。あまり多くすると、骨髄がやられます。そのあともダロルタミドを続けてください」 骨髄がやられると、あとでするかもしれないPSMA/Ac治療ができなくなるおそれがある。2回という指針をもらったことは良かったと思う。 あとはニュベクオに頼るのみだが、主治医はラドン吸入の併用も勧めてくれている。 これらの薬が(少なくとも何もしないで放置するよりも)PSAを下げ、長く効いてくれることを祈るばかりだ。 これでPSMA治療はひとまず中断となった。そして明後日は1年何ヶ月ぶりでドセタキセルの注入である。