骨転移休眠がん 2022年05月20日
今日は、5月30日からの放射線治療(IMRT)に先立って、位置決め用のCTと骨盤内MRIとを撮った。また泌尿器科の診察日でもあった。
まず泌尿器科での話。ザイティガだが、私は放射線治療に入ったら休薬するものとばかり思っていた。しかし、主治医によれば放射線治療中も飲んでください、とのこと。理由は、放射線治療終了後にPSAを測るが、もし飲んでないと、PSAが上がったとき、ザイティガをやめたから上がったのか、別の理由で上がったのか分からないから。これは了解。
前から聞こうと思っていたことを質問してみた。
「骨に散らばったがんは(DWIBSの)画像には映ってなかったのですが、どういう状態になっていると理解したらよいのですか?」
「休眠していると思ってください」
「休眠しているなら、目覚める時がくるでしょうか?」
「はい」
「それはいつ頃でしょう?」
「そこまでは、わからないです」
すぐ再発(再燃)するケースもあり、いつまでも眠っているケースもあるということだろう。私は当然後者を目指したいので、近いうちに、自分の生活習慣をもう一度確認しようと思っている。
話題が変わって、
「○○さんは、長い間ホルモン剤を飲んでいるから、骨が弱くなっているでしょう。骨を強くする骨吸収抑制薬を出します。ゾメタやランマークといった薬です」
ちょっと待ってよ。ゾメタやランマークって、骨転移したがんが活発に活動している人が抗がん剤と合わせて飲む薬ではないの?
「ただ顎骨壊死という副作用があります。いま歯医者にかかっていますか?」
「はい」
「どんな治療をされてます?」
「歯周病の治療です」
「具体的には?」
「歯石を取ってもらってます」
「では、その歯医者さんに手紙を書きますから渡してくれますか」
骨転移がんが休眠している今の時期から、がんの進行を見越して手を打っておくわけだ。骨粗しょう症の予防にもなる。この主治医は攻めの治療をするなぁ、と思った。
ただ副作用(顎骨壊死)だけはごめんなので、歯医者とよく相談して口腔内をいつも清潔に保っておこうと思う。
CTと骨盤内MRIの撮影は、問題なく終わった、身体に位置決め用のマークを入れられた。
IMRTによる放射線治療は5月30日から始まる。月曜日~金曜日の毎日、6月22日で終わる。便秘を予防するため、これから毎日、酸化マグネシウム製剤を飲むことにする。また放射線の照射中「おなら」が出るのを防ぐため治療期間中はオリゴ糖の摂取を控えておこう。
泌尿器科の次の診察日は、放射線治療が全部終わったあとの6月30日になる。その日にPSAも調べる。
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