骨転移に対する超楽観的予測 2022年01月31日
発病当初、胸骨、肋骨、腸骨、仙骨、恥骨、それと頭蓋骨に多数の骨転移が見つかった。2019年12月03日に奈良県総合医療センターで撮った骨シンチグラフィの画像をここにあげる。ANN=0.78、BSI=0.32%、Hs(n)=6
それ以後、白庭病院に移り、骨シンチグラフィは撮っていない(設備がないから)。その代わり半年ごとにCT画像検査をした。
半年目の検査では骨転移の状態は変わらず、次の検査では全体に改善していた。次の検査とそのまた次の検査では「著変なし」。私が教えてもらうこの程度の情報では、骨に居るやつらの姿が見えて来ず、不満だった。CT画像診断設備の能力も疑い始めている。
そして最近、PSAが上がってきた。去勢抵抗性(CRPC)になったのかどうかわからない。次に薬をエンザルタミドに代えるので、その結果を見てCRPCかどうかわかるだろう。
PSAの上昇に対して、医者は骨に巣食っているやつらの増殖を疑った。そこで、少し早めに(2022年01月28日)画像検査をしたわけだが、結果、骨に居る奴らは動いておらず、それどころか頭蓋骨と恥骨に居るやつらが消えている、とのこと。これが、今は効かなくなったアビラテロンの一番の功績だったのか。
頭蓋骨のCT画像は、以前から見せてもらっていた。はじめのうちは頭蓋骨断面の二重線の間の一部が白い影で埋まっていたが、前々回あたりから、白い影が薄くなり、二重線らしく見えだしていた。なので今思うと、少しずつ、少しずつ、頭蓋骨に居るがん細胞が減っていたのだろう。
骨に居るやつらが、全部とは言わないが、少しでも数多く降参してくれたら・・。こんな妄想を抱くのはまだ時期尚早かもしれないが、結局私が何が言いたかったのかといえば、骨に居るやつらが早く撤退してくれて、原発巣への手術または放射線治療が可能になること。これが私の「奇跡の寛解」を目指す途である。
コメント
コメントを投稿