PSAは上昇して0.08、しかし骨の病巣は減少 2022年01月28日

またもPSAは上昇して0.08に(前回は0.05)。下腹部を温めているのにPSAに効いていない・・・

CTの映像を見せてもらった。放射線医の読影では、頭蓋骨に巣食っていたやつらは消滅♪、 恥骨に巣食っていたやつらも消滅♪、他は著変なし、とのこと。これはすごい! 恥骨のが消えたのは、下腹部に懐炉を当てているおかげか? しかし頭蓋骨は温めていないのにがんが消えているので、温めの効果でがんが消えるというのは怪しいと思う。むしろ、温活で体全体の免疫力が上がったのではないか?

放射線医の検査報告書をそのまま載せる。

頭部「所見:頭蓋内に明らかな血腫はみられません。骨転移を疑う骨硬化、骨破壊なし。粗大な梗塞巣なし。転移を疑う占拠性病変は浮腫性変化あり。診断:No significant findings」

胸腹部(骨盤腔まで)「所見:左恥骨の硬化像は明瞭化しています(注1)。右第5および7肋骨、胸骨体部、寛骨の硬化性変化は前回と著変ありません。中葉、舌区などに無気肺が認められます。肺、肝に明らかな腫瘤性病変は認められません。有意なリンパ節腫大は認められません。左腎結石が認められます(注2)。その他、前回と著変ありません。」

(注1)恥骨の硬化像が明瞭化しているというのは、主治医に聞いたところ、硬化の跡が見られない、ということらしい。しかし、後で分かったことだが、これは主治医の聞き間違いで、左恥骨のがんは消えたのでなく、残っていたのだ。

(注2)左腎結石は小さいので、放置して問題ない、とのこと。

私は話題を変えた。「全身MRI検査をしてくれる専門の病院があるのですが。紹介状を書いてくれればやってくれます。保険がきくようです」

医者は「いまの時点では不要です」と言う。「また必要なときはこちらから言います」この先生は患者の気持ちを考えていない。マニュアルに従って治療しているだけ。

これであと残るのは腸骨、肋骨2箇所、胸骨だ。骨への転移数が減ってくれば、原発巣への放射線治療も可能だと思うが、主治医の返事は否定的。主治医の意見は、これ以上PSAが上がるようであれば、ザイティガをイクスタンジに変更します、もっと上がれば抗がん剤です・・・ʅ( )ʃ

骨に転移したやつらは一部消滅し、もしくは大人しくしているのに、血液中のPSAが上がっている。原発巣である前立腺に住むがん細胞だけが成長しているのか? しかし排尿感は普通に良好である(と言っても夜間排尿回数は3回あるが)。

ともあれ男性ホルモンの分泌を止めるザイティガがだんだん効かなくなっていることは確かだ。男性ホルモンが増えたためがんの活動が活発になったのか、がんが去勢抵抗性になったためか、わからない。あるいは、どこかに新たに転移があって、そこのやつらが暴れだしたのか?

実は、診察の途中で、CTの映像で右肺の中に、前回なかった小さな影が出ていることを泌尿器科の主治医が発見した。放射線科の医者からは何の指摘もない。見落としているのかも。泌尿器科の主治医は「放射線医に確認してみます。1ヶ月後結果を報告します」

肺に転移していたら終わりだ(怖)---あとで放射線医に問い合わせたところ、がんの映像ではなかったらしい。よかった。

いまの主治医はあたりの柔らかい良い先生だけど、CTしかない今の病院から、設備のしっかりした病院に転院したいという思いが徐々に強くなっている。



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