体重、体脂肪率が落ちてきた 2021年04月30日
前立腺がんが発覚してすぐに糖質制限ダイエットを始めた。最初の2ヶ月くらいで、体重が5kgほどストンと落ちた。あとで調べたら、この体重低下は筋グリコーゲンといっしょに身体の水分が抜けたことが原因であるらしい。そのあと体重が少しずつ上昇してきた。このままいくと、5kgの貯金が全部消えてしまう。これではいけないと2020年の9月ごろ、一日45mlのMCTオイルを摂るのをやめ、12月頃、おやつのナッツ類を食べるのをやめたら、体重はまたまた低下傾向に転じた。どうやらデスクワーク中心の私には、一日45mlのMCTオイルとナッツ類の多量摂取はカロリー・オーバーであったようだ。ただし亜麻仁油は一日15gずっと飲んでいる。
そうこうしているうちに、PSA値が上がり始めた。抗アンドロゲン剤の効き目が減ってきて、がんが去勢抵抗性になろうとしている、ということだ。糖質制限ダイエットは役に立たなかった、と認めざるを得ない。一日60gという中途半端な糖質摂取量に問題があったのかもしれない。がん治療のためには一日20g以下にしないといけなかったのか。しかし20gは大変厳しい値である。そこで、一日60gの糖質摂取はそのまま続け、摂取した糖質を身体から抜くために、寝る前の筋トレと有酸素運動を始めた。これが功を奏したのか、PSAが元の低値に戻ってきた。このあたりは2020年12月28日以降の日記に書いている。
いまも毎晩トレーニングを続けている。体重も体脂肪率も、どんどん下がっている。お腹まわりも、若干であるがスッキリしてきた。自分の身体が糖質枯渇に近い状態になって、脂肪が少しずつではあるが燃焼している(脂質代謝になっている)ということである。しかし、皺が増えたわけでもなく、筋肉量も見たところ適度にある。
MCTオイルなどで飽和脂肪酸をほどほどに摂れば体重の低下が止まることはわかっているのだが、あわててそれをすることもない。ここまで来たら、どこまで下がるか見届けてやろう、という気になってきた。
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