PSA少し上昇 2023年03月24日
「体調はいかがですか?」と主治医。 「1ヶ月間、イクスタンジ飲んで疲労感があります。薬のせいか、歳のせいか、季節の変わり目か、花粉か・・・」 「昨日撮ったCT画像を見てみましょう」 画像をスキャンして止まった。足の方から見て、骨盤の左側の骨に白く濁った部分が写っている。この医師に指摘された部位を円マークしてここに載せる。 「骨のこれらの白い部分は石灰化しているのかもしれませんが・・・」と医師は言った。 CTで撮った画面だから、生きたがん細胞が白く映っているのか、死んだがん細胞の跡が石灰化しているのか区別がつかない。この白いのが全部石灰化だったら大喜びなのだが。 「骨に痛みはありませんか?」 「ありません」 「そうでしょう。この分布なら痛みは出ないはずです」 医師はもう一度画像を上からスキャンした。 「リンパ節には異変ないです。やはり骨だけですね」 「はい」 医師は血液検査報告書を見ながら言った。「貧血が少しあります。それからALPが上がってます。これは骨から来ていると思います」 たしかにALPは153と、前回(1か月前)の倍になっている。上がる理由は本当のところわからないが、骨の中でなにかの変化が起こっている。骨の修復・形成に伴う上昇だとすれば許せる。 「カルシウム剤飲んでますか?」 「飲んでます」 デノタス・チュアブルのことだ。 「PSAは5.423です。そろそろ頭打ちかなぁ?」と医師。前回は4.709。 PSAが大きく上昇するのは困る、と思っていたが、この程度の上昇でそれが頭打ちだったら嬉しい。 イクスタンジを飲むとしんどくなるから半分に減らしてください、と言おうと思っていたが気が変わった。これからは真面目に飲もうと思う。 「ゾーフィゴ治療してる患者さんのPSAの動きはこんなものですか?」 「まぁ、人によって上がり方が違います・・・」 「PSAが上がっているのはフレアといえますか?」 「その可能性はあります」 PSAの上昇が全部フレア現象から来たものであることを祈る。 「この治療を続けていきましょう」 この力強い言葉を受けて、私もこのゾーフィゴの治療を続けようと思った♪ 次回(4回目)のゾーフィゴ注射日は3月30日に、診察日は4月21日に決まった。